弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

反論のタイミング

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写真は,北海道庁の池です.

今は昔の話になりますが,司法修習生のとき,弁護修習(実務)は札幌協和法律事務所の伊藤誠一先生から丁寧に教えていただきました.
当時,札幌地裁には,北海道の炭鉱で働きじん肺にかかった患者と遺族が国・企業に損害賠償を求めた事件が係属していました.伊藤誠一先生はその北海道石炭じん肺訴訟弁護団の事務局長でした.原告への聴き取り,合宿などにも連れて行っていただきました.伊藤誠一先生は,他にも,多数の民事事件,刑事事件を担当していました.

或る民事事件の弁論準備のとき,照会結果がまだ裁判所に来ていないのでなんとも言えない段階なのですが,原告代理人の伊藤誠一先生は,○○と主張しました.私も伊藤誠一先生と一緒に現場を見ています.ところが,被告代理人の弁護士は.即座に,その時間帯ではないけれど自分も現場に行った,△△だった,と反論しました.(事案は若干修正して記載しています,)その後,伊藤誠一先生は,あのように即座に反論する弁護士はいい弁護士だ,と褒めちぎっていました.そこで,私は.即座に反論すること,と弁護士の心得を1つ学びました.

そのときの被告代理人が高橋智(さとる)先生です.
高橋智先生も患者側で医療事件を担当し.ブログ書いています.
ブログは,充実し,綺麗な写真が掲載されています.
もっと,広く読まれてよいブログと思います.

2010年10月3日には,
「裁判官が刑事訴訟法の要件を厳密に認定すれば、人質司法や調書裁判は無くせるはずです。日本の刑事司法はあまりに検察官寄りになっていたと言わざるを得ません。裁判官が変わらねば、刑事裁判は変わりません。
 ついでに言うなら、医療事故も同じです。裁判所があまりに医師に気を遣いすぎです。医療事故裁判は立証の壁が高すぎます。」
と書いています.
同意です.

高橋智先生が,昨日,日本ブログ村のブログランキング(弁護士の部・札幌情報の部)に登録しました.http://www.takahashi-law.com/news/2010/10/post-711.html
是非,高橋智先生のブロクも読んでください.



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by medical-law | 2010-10-25 10:01 | 弁護士会