弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

米国の医療保険改革法に再び違憲判断

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早いもので,今日から2月です.

昨年12月13日,米国バージニア州リッチモンドRichmondの連邦地裁(ヘンリー・ハドソン判事)は,医療保険改革法について,大半の国民に原則として医療保険の加入を義務付け,非加入者に事実上の罰金を科す条項は合衆国憲法に違反するとの判断を下していました.

そして,1月31日,フロリダ州ペンサコラ Pensacolaの連邦地裁(ロジャー・ビンソン判事)は医療保険改革法全体を違憲と判断しました.18歳以上の国民に医療保険への加入を義務付ける条項が違憲で,これを切り離すことが不可能である以上,医療改革法全体が違憲無効とせざるをえない,としました.

最終的には,連邦最高裁の判断するところとなります.
古典的自由主義の見地から,社会保障立法の合憲,違憲を判断することができるのか,が問題です.

CNNの「フロリダ州の連邦地裁、米医療保険改革法に違憲判決」参照.

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谷直樹
by medical-law | 2011-02-01 10:11 | 医療