弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

敷地内完全禁煙が必要な理由

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受動喫煙ファクトシート 2 敷地内完全禁煙が必要な理由」が,禁煙学会のホームページで公開されました.

「2004年にニュージーランドの研究グループがBMJに非喫煙者を家庭受動喫煙あり群となし群に分けて、年間死亡率を調査した結果を発表しました。
年令、人種、婚姻状態、社会階層、収入、住宅種類、地域経済状態などの調整を行った結果、男性非喫煙者は、家庭の受動喫煙があると、年間死亡率が20%増加していることが分かりました。特に心臓病と脳卒中による死亡が多かったのです。
女性では、家庭内受動喫煙の有無による死亡率の差は男性よりも大きくなっていました。家庭内受動喫煙で年間全死亡率が30%増加していました。」

他の疫学調査とあわせると,控え目にみても非喫煙者の全死亡率が家庭の受動喫煙で約20%増えています.

PM2.5㎍/㎥(空気力学的直径が2.5マイクロメートル(㎛)未満の微小粒子濃度)の微小粒子は,肺胞まで入り込みます.その微小粒子がもたらす死亡を計算すると,敷地内を完全禁煙にする必要がある,としています.

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谷直樹
by medical-law | 2011-02-16 21:39 | タバコ