弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

がん免疫療法の現在

b0206085_9304840.jpg週刊医学新聞に北野滋久氏が「米国におけるがん免疫療法の現在  腫瘍免疫学を学ぶ立場から」を寄稿しています.

◆ 日本の現状

日本の現状について,
残念なことに,腫瘍免疫学を専門としない多くの臨床医の方々から,がん免疫療法に対して懐疑的なまなざしを向けられていることは周知の事実です。」と認めています.

それは,
以前の免疫療法に関しては,必ずしも科学的に適切な臨床試験が行われておらず,生存期間の延長が証明されてこなかったからです。
とのことです。

そこで,北野氏は,科学的に綿密に計画された臨床試験が必要で,そのためには,「がん免疫療法の臨床試験を適切に行い,治療後の患者さんの体内での免疫応答を適切な方法でモニタリングするためのinfrastructureの整備が必要不可欠です。」と述べています.

◆ 米国の状況

北野氏は,米国では,免疫療法薬が科学的に計画された臨床試験の試練を経て,FDAの認可を受けたことを紹介しています.
それが,次の2つです.

前立腺がんに対するsipuleucel-T(商品名:Provenge®)
悪性黒色腫に対するipilimumab(イピリムマブ,商品名:Yerboy®)

詳細は,「米国におけるがん免疫療法の現在  腫瘍免疫学を学ぶ立場から」ご参照

谷直樹
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by medical-law | 2011-07-21 09:23 | 医療