弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

小宮山厚生労働大臣,健康のためたばこ1箱最低でも700円台まではたどり着きたい

b0206085_851482.jpg喫煙によって本来必要のない患者が生じ,医療費が年間1兆3000億円使われていること,たばこ1箱700円までは税収が減らないと試算されることなどから,小宮山厚生労働大臣が,健康のため,たばこを毎年値上げし少なくとも700円台まではたどり着きたい,と述べました.
理にかなった考えです.

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村

これに対し,喫煙者の野田首相,藤村官房長官は,戸惑っているようです.
しかし,トップが喫煙者である事態は日本国の恥ですし,また御本人の健康のためにも,むしろ野田首相にこそ是非禁煙に踏み切っていただきたいと思います.

また,安住財務大臣は,たばこの値段は財務省の所管,と述べています.
しかし,たばこ産業を育成し税収を確保しようという「たばこ事業法」が時代遅れになっていますので,改廃は必要で,疾病予防,健康増進のための「たばこ規制法」が必要でしょう.

◆ 毎日新聞

毎日新聞「「小宮山厚労相:「たばこ1箱700円に」 税収より健康のため」(平成)23年9月6日)は,次のとおり報じました.


「小宮山洋子厚生労働相は5日の記者会見で、たばこ税について「毎年一定額上げていくべきだ。少なくとも700円台まではたどり着きたい」と述べ、大幅引き上げを求めていく考えを示した。小宮山氏は超党派の禁煙推進議員連盟の元事務局長。愛煙家の野田佳彦首相は財務相当時の7月、たばこ増税について「税制を通じた『おやじ狩り』みたいなもの」と発言したことがある。

 たばこ税は10年10月に過去最大幅となる1本あたり3・5円引き上げられ、現在のたばこ価格は1箱(20本入り)400円程度。小宮山氏は「世界の平均は600円台。日本は価格が低い」とし、増税による税収減を危惧する意見には「税収のためではなく、健康を守るためにやるべきだ」と反論。財務省所管のたばこ事業法についても「(財源確保目的の法律ではなく)健康の法律として厚労省が持てるようになればいい」と提起した。【山田夢留】」


◆ テレビ東京

テレビ東京は,9月5日,次のとおり報じました.

「小宮山厚生労働大臣が、今は一箱400円台のたばこを最低でも700円まで値上げするべきとの考えを打ち出しました。厚生労働省の研究では、喫煙によって本来必要のない医療費が、年間でおよそ1兆3,000億円使われているとの試算があります。ただ突然の増税発言には身内からも驚きの声が上がりました。
藤村官房長官は会見で「え?私はスモーカーでございますので、官房長官としてはコメントしませんが、おっしゃったんですか本当に、まだ聞いていない。」と述べました。
一方、安住財務大臣はインタビューで「それは財務大臣の所管なので、小宮山大臣の意見としては承っておきます。」と述べました。過去のたばこ税の増税では売り上げが落ちて結局、税収は伸びず、財務大臣もたばこ税だけ上げることには消極的です。早くも足並みが乱れた野田内閣の船出は厳しいものになりそうです。」

谷直樹
下記バナーのクリックを御願いいたします.クリックは一日一回有効です.7日間のクリック数合計が順位に反映します.

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村
by medical-law | 2011-09-06 08:45 | タバコ