弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

9月23日熊本の「ハンセン病に関する親と子のシンポジウム」の報道

b0206085_9453181.jpgハンセン病元患者は,未だに差別・偏見を受けています.
政府広報オンライン,「HIV・ハンセン病に対する偏見・差別をなくそう」」で紹介した,9月23日の熊本での「ハンセン病に関する親と子のシンポジウム」について,次のとおり西日本新聞と熊本日日新聞で報道されました.
次回は,11月5日(土),静岡県浜松市(会場:浜松市福祉交流センター)です.

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◆ 西日本本新聞

「ハンセン病について分かりやすく説明し、偏見や差別の解消を目指そうという企画「ハンセン病に関する親と子のシンポジウム」(法務省など主催)が23日、熊本市の熊本学園大であり、約550人が参加した。

 内田博文九州大名誉教授らが、2003年に南小国町のホテルで起きた元ハンセン病患者の宿泊拒否事件や、「極めて感染しにくい」などの病気の特徴について講演。学校でハンセン病問題を学んだ4人の中学生がパネル討論をした。

 合志中(合志市)2年の書川(かきかわ)佑理さん(14)は、友達に根拠のない陰口をたたかれた経験を語り、「間違ったうわさや考えに基づいて他人を苦しめる点で、いじめとハンセン病回復者への差別は似ている。回復者の立場に立って考えたい」と強調。菊鹿中(山鹿市)3年の阪本悠太君(15)は「(合志市の国立ハンセン病療養所)菊池恵楓園の隔離目的の高い壁は大半が壊されたが、心の中の壁も壊さないといけない」と訴えた。

 内田氏は「世代間で連鎖する差別を断ち切るという意味で、力強い答えをもらった」と4人の発言を評価した。」


西日本本新聞「「差別を自分の問題として」 「心の中にある壁壊したい」 ハンセン病シンポ 中学生が主張 熊本市」(2011年9月24日)ご参照

◆ 熊本日日新聞

「ハンセン病問題を学び、偏見や差別の解消を目指す「親と子のシンポジウム」が23日、熊本市の熊本学園大であり、国立ハンセン病療養所・菊池恵楓園(合志市)との交流を続ける地元の中学生が、差別のない社会実現への思いを語った。

 シンポジウムは、2003年にあった菊池恵楓園入所者に対する宿泊拒否事件を機に、法務省などが各地で開いている。県内での開催は初めてで、約550人が参加した。

 菊鹿中(山鹿市)と合志中(合志市)、西合志中(同)の中学生4人が意見発表。合志中2年の書川佑理さんは、いじめを受け悲しい思いをした経験を語り、差別にさらされたハンセン病元患者と重ね「自分がその立場だったらと考え、相手の気持ちに寄り添ってほしい」と呼び掛けた。

 他の中学生も「ハンセン病問題をもっと学び、差別のない未来を目指す」「心の中の差別の壁を壊したい」などと決意を語った。

 基調講演では、県「無らい県運動」検証委員会の内田博文委員長が、「元患者に対し加害者意識のない差別や偏見がある」と指摘。「差別を不法行為として法律に明確に規定するべきだ」と述べ、継続的な施策の必要性を訴えた。(楠本佳奈子)」


熊本日日新聞「差別ない社会を 熊本市でハンセン病学ぶシンポ」(2011年09月23日)ご参照

谷直樹
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by medical-law | 2011-09-24 01:53 | 医療