弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

松戸市立病院,多剤耐性緑膿菌に院内感染していた患者3人死亡

b0206085_19373292.jpg松戸市立病院は,9月5日にICUで治療中の68歳の男性から多剤耐性緑膿菌が見つかり,その後約1か月の間に79歳の男性,58歳の男性が相次いで感染し,死亡しました.
渋谷正徳副院長は「いずれも重篤な患者で,2人の直接の死因は肺炎,もう1人は肝・腎臓の不全と考えられる」とのことで,感染と死亡との因果関係は低いとしました.

3人目の男性は,院内感染が分かった3日後の9月16日にICUに入って感染しています.
診療に使った手袋を患者ごとに取り換えるなどしていたが、「患者と直接接触しない外部スタッフには徹底されていなかったことが考えられる」とのことです.
さらに,古い流し場など現在の病院は衛生面にも問題がある,と指摘する病院関係者もいるとのことです.

msn産経 「対策に甘さ? 老朽化指摘も 松戸市立病院の院内感染」(平成23年10月25日)ご参照

多剤耐性緑膿菌(MDRP)感染は,先日,新潟県立新発田病院でもありました.
多剤耐性緑膿菌に対する監視と対策の強化が必要です.
松戸市民病院は,建て替えか移転かでゆれていますが,衛生面はしっかりしてほしいです.

谷直樹
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by medical-law | 2011-10-26 16:06 | 医療事故・医療裁判