弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

独立行政法人国立病院機構香川小児病院,前後反対に介護服を着せ窒息死

b0206085_216468.jpg読売新聞「前後反対に服着せ窒息死、看護師を書類送検」(2011年11月2日)は,次のとおり報じています.

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心身障害で入院していた男性(46)の介護服を誤って前後反対に着せ、窒息死させたとして、香川県警捜査一課と善通寺署は1日、香川小児病院(善通寺市善通寺町)に勤務する男性看護師(23)を業務上過失致死の疑いで書類送検した。

 発表によると、看護師は6月19日午後11時20分頃、男性が就寝前につなぎの介護服を着せる際、誤って前と後ろを反対に着せ、就寝中に窒息死させた疑い。

 男性は正座して上半身を前屈させたまま寝る癖があり、のどが介護服の後ろ襟の部分で圧迫されたらしい。

 男性は1989年から同病院に入院しており、看護師は2009年から男性を担当。男性が亡くなった際、着ていた介護服は前に付いたファスナーで着脱させるようになっていた。しかし、6月初めまで男性は後ろにファスナーが付いたタイプの介護服を使用していたため、看護師が勘違いしたらしい。

 同病院は「患者が亡くなったことを重く受け止め、再発防止に努める。ご遺族には誠意をもって対応したい」としている。」


痛ましい事故ですが,介護服を誤って前後反対に着せて窒息死というのは,あまり聞かない例だと思います.
報道ではどのような介護服かわかりませんが,本件で予見可能性があるのでしょうか.検察が起訴するか否か,注視したいと思います.

谷直樹
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by medical-law | 2011-11-03 20:54 | 医療事故・医療裁判