弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

兵庫県弁護士会に所属する弁護士の記録紛失と発見

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兵庫県弁護士会に所属する29歳の弁護士が,11月11日午後10時20分から午後11時45分まで神戸市内の焼き肉店や居酒屋で司法修習生や裁判官らと飲酒し,その際持参していた虐待の傷害被告事件の調書などの写しが入った紙袋を紛失した,と報じられています.被告人の供述調書は鞄の中に入っていて無事だった,とのことです.紙袋は11月12日午後3時10分ごろ,近隣の寺院境内の銅像と植え込みの間でそのままの状態で見つかったとのことです.

この弁護士は,寺院に立ち寄っていないと話しているそうですので,何者かが紙袋を寺院に放置した可能性が高いでしょう.

スポーツニッポン「弁護士が虐待事件の訴訟資料を紛失…寺院で見つかる」(2011年11月12日)ご参照

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自宅へ帰ったら12時を過ぎるでしょう.その時間から記録を読みこみ検討するつもりで,記録を持っていたのでしょう.おそらくお酒はほとんんど飲んでいないと思います.弁護士の仕事は大変です.しかし,寄り道するなら,記録を持ち帰ってはいけません.無警戒過ぎます.このようなことが起きるのは,弁護士の数が増えすぎたせいなのでしょうか.

私が若い頃,記録は持ち帰るな,どうしても持ち帰るときは真っ直ぐ帰れ,電車の棚に置くな,と教えられたものです.今でも,そのように教えられていると思います.弁護士は,重要な個人情報を扱う仕事ですので,情報管理をおろそかにはできません.

私は,裁判期日でも,尋問期日以外はすべての記録を裁判所に持ち運ぶことはありません.医療事件の記録全部を持ち運ぶのは私の筋力では無理なので,その期日に必要なものだけにしています.持参していない記録を見る必要が生じたときは,裁判所に記録を見せてもらえばすむことです.

谷直樹
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by medical-law | 2011-11-13 02:40 | 司法