弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

茨城県厚生連茨城西南医療センター病院,患者1739人分の個人情報が入ったUSBメモリー6本紛失

b0206085_2584328.jpg茨城県厚生連茨城西南医療センター病2階の医療相談室とレントゲン室の鍵のかかっていない引き出しから,患者1739人分の個人情報が入ったUSBメモリー6本紛失していたそうです.
 
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「10月31日午前9時頃、2階の医療相談室の職員が机の引き出しの中に保管してあったUSBメモリー10本のうち、5本がなくなっているのを発見。さらに、同室向かいのレントゲン室からも1本がなくなっていた。引き出しはいずれも無施錠だったという。同日、境署に届け出た。

 USBメモリーには、医療相談記録、臨床心理患者の名簿や検査結果などが383人分、レントゲン受診者の氏名、生年月日が1356人分記録されていた。同病院の岩渕規男事務部長は「今後は被害に遭わないよう徹底した対策を取っていきたい」と話している。」


読売新聞「患者1739人の情報入りUSBメモリー盗難」(2011年11月13日)ご参照

病院のUSBメモリー盗難は,これまでも何度も報道されています.
学習すべきと思います.
以前も書きましたが,USBメモリーなどにコピーするこ自体,危険です.
暗号化した状態でなければコピーできないようにするのがよいと思います.

米国では,Health Insurance Portability and Accountability Actがあり,最高150万ドルの民事制裁金が課せられます.日本でも,同様の厳しい法律が必要と思います.
TPPで,非関税障壁を取り払うことを求められ,公共的な医療に自由競争により金持ちでなkれば良い医療が受けられないようになりそうですが,他方,米国は個人情報保護のためにコストをかけているのに,日本はコストをかけていない,これは非関税障壁である,と言われないでしょうか.個人情報保護について米国の良いところをとりいれることはできないでしょうか.

谷直樹
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by medical-law | 2011-11-14 00:22 | 医療