弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

国立病院機構金沢医療センター,患者個人情報の入ったUSBメモリーを紛失

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テレビ金沢「患者の個人情報記録のUSBメモリー紛失」(2011年11月19日)は,次のとおり報じました.

「金沢医療センターの歯科・口腔外科に勤務する医師が患者の個人情報の入ったUSBメモリーを紛失していたことがわかった。
USBメモリーを紛失したのは金沢医療センターの歯科・口腔外科に勤務する40代の男性医師。病院関係者によるとことし9月にこの医師から報告を受け、紛失が明らかになった。USBメモリーには患者の氏名や病名・手術歴などが入っているほか、2007年まで勤務していた金沢大学附属病院の同様の情報も記録されていたが、どれほどの患者の個人情報が入っていたかは明らかにしていない。金沢医療センターでは18日までに2病院の患者に対して謝罪文を送付する一方、来週の22日に会見を開いて経緯を説明するとしている。」

患者個人情報の入ったUSBメモリーを紛失する事故が,また報道されました.
患者個人情報をUSBメモリーに,入れているところが,まだ少なからずあるということなのでしょう.
患者個人情報を暗号化しないでUSBメモリーにいれることのないよう,監督官庁から各病院に通知し,注意喚起する必要があるのではないでしょうか.

以前勤務していた金沢大学附属病院の患者個人情報を保有していたことも問題です.
金沢大学附属病院個人情報取扱規程第10条2項は「個人情報及び個人情報を記録した資料等は,副総括保護管理者の承認を得ず,電子媒体又は印字出力等で持ち出してはならない。」と定めますが,持ち出した個人情報を退職後も保持することまで承認したとは考え難いでしょう.

谷直樹
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by medical-law | 2011-11-20 04:56 | 医療