弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

横浜市立大学附属市民総合医療センター,持出し禁止の患者個人情報を持出し紛失

b0206085_8525739.jpg神奈川新聞「横浜市立大で患者49人の個人情報を紛失/神奈川」(2011年11月26日)は,次のとおり報じています.

「横浜市立大学は26日、同大学付属市民総合医療センターに入院した49人分の個人情報が記載されている書類を紛失したと発表した。医療ソーシャルワーカーの対応状況を記載した書類で、患者の氏名や年齢が記されていた。

 同大学によると、同センター医事課の30代女性職員は24日、自宅で資料を作成しようと書類を持ち帰った。翌25日朝にタクシーで出勤した後、車内に書類を置き忘れたことに気付いたという。

 市内や近郊のタクシー会社に拾得物について照会したほか、南署に遺失物届を提出したが、見つかっていない。個人情報を含む書類の院外への持ち出しは原則禁じられているという。」


医療ソーシャルワーカーは,社会福祉の立場から患者家族の抱える経済的・心理的・社会的問題の解決,調整を援助し,社会復帰の促進を図る仕事を行っています.
秘密遵守は信頼関係の基礎ですから,記録の取扱に十分配慮しなければなりません.
時間内に資料を作成できなかったのでしょうが,持ち出し禁止の資料を持ち出すというルール違反は絶対にいけません.

谷直樹
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by medical-law | 2011-11-26 23:10 | 医療