弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

肥田舜太郎医師,「内部被曝を避けるために今こそ広島・長崎の教訓を活かそう」

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ビデオニュース・ドットコムで, 肥田舜太郎氏(医師、全日本民医連顧問)の「内部被曝を避けるために今こそ広島・長崎の教訓を活かそう」が放映されています.

自身が広島で被爆し、その後臨床医として長年にわたり多くの内部被曝の患者を見てきた肥田氏が語ります.

「原爆投下後に救援や親類の捜索のために広島や長崎に入ったいわゆる入市者たちの間で、鼻血、下痢、内臓系慢性疾患などの症状を訴える人が続出していることに気がついた。中でも「原爆ぶらぶら病」と呼ばれる、疲れやすく慢性的な倦怠感に見舞われる症状は、放射線の内部被曝が原因と思われるが、どんなに検査しても異常が発見されないため、単なる怠け者であるとみなされ、仕事も続けられず、周囲に理解されないまま多くの患者が苦しんでいたと肥田氏は言う。
 肥田氏が強調する広島、長崎の失敗、そしてその教訓は、直接原爆に被爆しなくても、その後降ってきた放射性物質を体内に取り込むことで、大量の内部被曝者を出してしまったこと。そして内部被曝はその原因が確認できないために、多くの人が長期にわたる原因不明の健康被害に苦しむことになることだと、肥田氏は言う。」
  
「実際、福島原発事故の後、肥田氏のもとに鼻血や下痢を訴える人が出ており、内部被曝の初期症状が現れ始めたのではないかと肥田氏は懸念していると言う。既に今年の6月1日付の東京新聞で、福島県内で鼻血や下痢、倦怠感といった症状が見られる子どもが増えていることが報道されているが、政府はその後、特に内部被曝の基準を強化するなどの対策はとっていない。」


⇒ ビデオニュース・ドットコム

⇒ 日弁連「「低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループ」の抜本的見直しを求める会長声明」ご参照

谷直樹
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by medical-law | 2011-12-11 05:43 | 脱原発