弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

NTT東日本札幌病院,筋弛緩剤エスラックス2本紛失

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MSN産経「NTT病院で筋弛緩剤紛失 成人3人分の致死量 札幌」(2011年12月21日)は,次のとおり報じています.

「NTT東日本札幌病院(札幌市中央区)は21日、薬事法で毒薬指定されている筋弛緩(きんしかん)剤「エスラックス」(25ミリグラム)2本を紛失したと発表した。誤って廃棄したか盗難か不明なため、札幌・中央署に届け出た。成人3人分の致死量に当たるという。

 同病院によると、手術の麻酔で使う薬品で、薬品管理室の鍵のかかる薬剤庫に保管していた。

 20日午前9時ごろ、薬品の補充作業をしていたスタッフが紛失に気付いた。19日午前9時ごろの点検以降になくなったとみて調べたが、見つからなかったという。」


全国各地の病院で,筋弛緩剤エスラックスの紛失が報告されています.
今年7件目の報道です.

佐賀大学医学部付属病院で平成22年12月(但し公表は平成23年6月)に1本
独立行政法人国立病院機構名古屋医療センターで平成23年1月に10本
独立行政法人国立病院機構千葉医療センターで平成23年9月に1本
愛知厚生連海南病院で平成23年9月に1本
有田市立病院で平成23年9月に10本
浜松医療センターで平成23年9月に1本
NTT東日本札幌病院で平成23年12月に2本

毒物に指定されているのですから,エスラックスの管理はしっかりしてほしいです.

谷直樹
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by medical-law | 2011-12-27 02:05 | 医療事故・医療裁判