弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

第3回次期国民健康づくり運動プラン策定専門委員会の「次期国民健康づくり運動に関する委員提出資料」

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「第3回 次期国民健康づくり運動プラン策定専門委員会」の「次期国民健康づくり運動に関する委員提出資料」の41頁以下には,最終目標を「喫煙と受動喫煙に関連した疾病、障害、死亡を減少させる。」においています.

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その理由は,次のとおりです.

「たばこは日本人の疾病と死亡の原因として、最大かつ回避可能な単一の原因であり、効果が実証された種々の介入方策が国内外で実施されている。

たばこ消費を継続的に減らすことによって、日本人の死因の第一位であるがんをはじめとした喫煙関連疾患による回避可能な超過死亡と超過医療費、経済的損失等を将来的に確実に減少させることができる。

喫煙は世界保健機関による非感染性疾患(NCD:Non-communicable diseases)対策の対象疾患であるがん、循環器疾患(脳卒中、虚血性心疾患)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、糖尿病に共通した主要なリスク要因であり、たばこ規制枠組条約は非感染性疾患の予防と対策のモデルとして位置づけられている16)。

たばこ対策の推進は、非感染性疾患の発症や死亡を短期間に減少させることにつながることが諸外国での経験から明らかにされている。

以上のことから、当面ならびに将来の健康被害や経済損失を回避するために、また、たばこ規制枠組条約の締約国としての国際的責務としても、たばこ対策の着実な実行が必要である。」


次の指摘もあります.

「喫煙はがん(口腔、咽頭、喉頭、肺、食道、胃、大腸、膵臓、肝臓、腎臓、尿路、膀胱、子宮頸部、鼻腔、副鼻腔、卵巣のがん、急性骨髄性白血病)、循環器疾患(脳卒中、虚血性心疾患等)、呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患等)、糖尿病、周産期の異常(早産、低出生体重児、死産、乳児死亡等)等の原因であり、受動喫煙も、虚血性心疾患、肺がんに加え、乳幼児の喘息や呼吸器感染症、乳幼児突然死症候群(SIDS)等の原因である。

たばこは、受動喫煙などの短期間の少量曝露によっても健康被害が生じる。

禁煙することによる健康改善効果についても明らかにされており、肺がんをはじめ、喫煙関連疾患のリスクが禁煙後の年数とともに確実に低下する。」



谷直樹
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by medical-law | 2012-01-26 23:10 | タバコ