弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

ポリ・アンプラン・プロテーズ(PIP)社の元社長が危ない豊胸バッグで過失致死傷容疑のため身柄拘束される

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時事通信「危ない豊胸バッグ、創業者拘束=過失致死傷容疑で捜査-仏」(2012年1月26日)は,次のとおり報じています.

「2010年に倒産したフランスのポリ・アンプラン・プロテーズ(PIP)社が製造した豊胸用シリコーンバッグが体内で破れる恐れがあるとされる問題で、同社創業者のジャンクロード・マス元社長(72)が26日、南仏バール県で治安当局に拘束された。司法筋の話としてAFP通信が報じた。
 この豊胸バッグをめぐっては、健康被害を受けたなどとする利用者から2500件以上の訴えが起こされ、マルセイユ検察が昨年12月、過失致死傷容疑で捜査に着手。仏当局によれば、昨年末時点で利用者20人が乳がんなどを発症していたが、バッグとの因果関係は分かっていない。

 PIP社は医療用でなく工業用のシリコーンを使って豊胸バッグを製造していたとされ、輸出分を含め、全世界で40万人以上が使用した可能性がある。フランスやドイツの保健当局が、利用者にバッグ除去手術を受けるよう呼び掛けていた。」


いよいよ刑事事件にも発展しそうな気配です.
厚労省は,ポリ・アンプラン・プロテーズ(PIP)社の豊胸バッグについて除去手術を受ける必要があるのか否かを調査,判断し,対応を明らかにしていただたいと思います.

谷直樹
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by medical-law | 2012-01-27 00:23 | 医療