弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

嘘をついた医師は1割

b0206085_11584842.jpg以前,東京地裁医療集中部の裁判官は,医師は嘘をつかない,と言っていました.
他方,米国と日本の裁判事情を知っている人からは,日本の医師は平気で裁判で嘘を言う,日本にはキリスト教の信仰がないから宣誓の意味が軽い,と聞きました.

米国で,医師が,(法廷での証言の場面ではなく)患者への説明の場面で,どの程度嘘を述べているかを調べた結果がでました.

米国東部最大の病院であるマサチューセッツ総合病院(Massachusetts General Hospital)が,医師1900人に行った調査で,「前年患者に嘘をついた」と答えた医師が約1割にのぼったとのことです.
医療過誤については,多くの医師が情報を隠した,と回答したとのことです.
「患者に重大なミスについて知らせるべき」と考えている医師は全体の2/3しかいません.

楽観的な見通しを言われ,正しい情報が隠されると,患者の informed choice に支障が生じます.

なお,「女性医師や白人以外の医師は、白人男性医師に比べ、嘘をつかず、規範を守る傾向にある」とのことです.

税金と保険の情報サイト「信頼できるのは女医? 2011年、1割の医者が患者に嘘をついた」(2012年2月11日)ご参照‎

Many Doctors May Be Less Than Honest With Their Patients」 (Feb. 09, 2012)ご参照

谷直樹
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by medical-law | 2012-02-13 02:03 | 医療事故・医療裁判