弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

藤沢市民病院皮膚科,患部を撮影したデジカメ紛失

b0206085_5142780.jpg2012年2月13日,藤沢市民病院皮膚科の男性医師(39)が普段保管している外来診察室の机の引き出しの中をみたところカメラがなかった,とのことです.

神奈川新聞「病状など患者情報撮影のデジカメ紛失、藤沢市民病院が100人分以上/神奈川」(2012年2月14日)は,次のとおり報じています.

「カメラは病院の備品で、男性医師と同科の女性医師(35)の2人が使っていた。鍵のかかる場所への保管が規則で決められているが、担当の医師は鍵をかけていない机の引き出しで保管していたという。」

「紛失したデジタルカメラには、皮膚科の医師が昨年8月ごろから撮影した画像が保存され、少なくとも100人分の情報が入っていたとみられるという。内容は、氏名、生年月日、カルテ番号、患部を撮った画像で、治療経過を患者へ説明するために使っていたという。」


デジタルカメラのデータはすみやかやにパソコンに移すべきですし,病院は,電磁情報について規則を定めるだけではなく,規則が守られているかを点検する必要があります.

同様の事例について,「東京女子医科大学附属八千代医療センター,患者個人情報が記録されたノートパソコン紛失」ご参照

【追記】

 藤沢市民病院は,2月20日,患者の氏名と患部を撮影した画像データが入ったデジタルカメラを紛失した問題で,データに含まれる可能性のある患者の数が363人に上ると発表しました.

神奈川新聞「紛失したデジカメに患者の情報363人分、藤沢市民病院で/神奈川」(2012年2月20日)ご参照

谷直樹
ブログランキングに参加しています.下記バナーを1日1回クリックお願いします.7日間のクリック数合計が順位に反映します.

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村
by medical-law | 2012-02-15 02:14 | 医療