弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

日本医学会,「新型インフルエンザ等対策特別措置法案に慎重な審議を求めます」

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時事通信「新型インフル法案、慎重審議を=日本医学会」(2012年4月11日)は,次のとおり報じました.

 「新型インフルエンザの発生時に集会中止命令などの私権制限を可能にする法案について、日本医学会は11日、国民的な議論を踏まえ、慎重な審議を行うよう求める声明を発表した。
 高久史麿会長は「人権上の問題が起きることが懸念されており、慎重に審議してほしい」と話した。政府は4月中の成立を目指している。」


日本医学会の声明「新型インフルエンザ等対策特別措置法案に慎重な審議を求めます」は,次のとおり述べています.

「2009年のパンデミックインフルエンザは、比較的病原性の低いウイルスだったという幸運もありましたが、治療法の進歩や我が国の医療制度、医療現場の卓越性も大きな役割を果たしました。法制度の整備の前提として、広く国民的な議論が必要だと考えます。

 本法案に対しては、日本弁護士連合会長が懸念を表明されております。広く国民の議論を踏まえた上で慎重な審議、熟議を尽くして頂きますようお願い申し上げます。」


治療法の進歩や我が国の医療制度,医療現場の卓越性を考えると,政府=推進派が述べる新型インフルエンザの危険性は,誇大誇張されたものといわざるをえません.

医師はインフル特措法案推進派と思われがちですが,実際は,一部の医師が推進しているだけなのです.

谷直樹
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by medical-law | 2012-04-12 21:56 | 医療