弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

宮崎大学医学部附属病院,「臨床倫理コンサルテーションチーム」を設置

NHKニュース「延命治療で助言へ医療倫理チーム」(2012年6月1日)は,次のとおり報じています.

「回復する見込みのない患者の延命治療について、宮崎大学医学部附属病院は、医療倫理の研究者による専門チームを設置し、1日から現場の医師に助言を行っていくことになりました。

回復する見込みのない患者の延命治療を巡っては、厚生労働省が治療を中止したり、変更したりする際には、患者本人の意思決定を基本にすることなどとした指針をまとめています。
しかし、指針では、終末期の定義やどのような容体の場合に治療を中止してよいかなど具体的に定めておらず、延命治療の中止の在り方が各地の病院で問題になっています。
こうしたなか、宮崎市の宮崎大学医学部附属病院は、延命治療の方針を検討し、現場の医師や看護師に助言を行う「臨床倫理コンサルテーションチーム」を1日付けで設置しました。
チームはこの病院にいる医療倫理が専門の教授3人以上で組織されていて、「救急患者の余命が1週間程度で家族からの申し出もあった場合に初めて治療の中止を検討する」といった独自の基準を作成し、法律上の問題もないか検討したうえで中止などの助言を行うということです。
医療倫理に詳しい日本生命倫理学会の大林雅之会長は「現場の医師たちが倫理的な問題を抱えたときに直ちにサポートする仕組みは日本の病院では非常に珍しい。こうした取り組みが広がることを期待したい」と話しています。」


これは,板井孝壱郎先生のお力でしょう.

谷直樹
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by medical-law | 2012-06-02 01:25 | 医療