弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

元判事ベルンハルト・シュリンク氏の小説『朗読者』

事務局Iです.

法学者・元判事ベルンハルト・シュリンク(Bernhard Schlink)氏の,『朗読者』を読んでいます,
久しぶりに会った,大学でフランス文学を専攻していた友人に,ドイツ文学の名作として,特に,この一冊を勧められたので,読んでみました,

タイトルが異なるので,読み始めるまで気付かなかったのですが,偶然,家族で,本書を原作とした,2008年に公開された映画『愛を読む人』(原題「The Reader」)を直前に見ていて,こちらもまた,とてもいい映画ですので,あわせて,是非楽しんでいただきたいです,

物語は,20歳以上も年下の恋人の青年に,本を読むことをねだる女性が,実は,文盲であり,そのことが,彼女と青年の悲恋に落とす影を描いています,
二人の恋を複雑にするのは,女性には,ナチスの収容所で看守をしていた過去があり,そのことが,彼女の人生を呪縛し,青年の生涯にわたって,何重にも何重にもからみつく鎖のように,連綿と続いていきます,

様々な問題提起をする,重厚で古典的な印象の小説なのですが,発表は1999年で比較的新しく,日本では2003年,新潮文庫から出版されています,

文学を愛する博識な友人にふさわしい良書でした,

谷直樹法律事務所 事務局I

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by medical-law | 2012-06-26 09:12 | 趣味