弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

市立甲府病院の放射性医薬品過剰投与問題で第三者調査委員会設置

読売新聞「市側、再発防止策を説明 放射性医薬品過剰投与」(2012年7月10日)は,次のとおり報じています.

「市立甲府病院(甲府市)で、腎臓疾患などの子どもに放射性物質を含む薬剤が過剰投与された問題で、甲府市と同病院は8日、被害者家族を対象にした合同説明会を市内で開き、出席した約50家族80人に対し、宮島雅展市長らが改めて謝罪した。

 合同説明会は、昨年10月に続き2回目。今回の説明会での市側の説明によると、同病院では医師が放射性医薬品の投与量を指示せず、3月に自殺した男性技師(当時54歳)が独自に投与量などに関するマニュアルを作成していた。投与の正式な記録やチェックも行っていなかった。

 宮島市長は「心からおわび申し上げる。ご意見や要望は誠意を持って検討し、少しでも心配が取り除けるようにする」と述べた。市側は、再発防止策などを検討する第三者調査委員会を設置し、7月17日に初会合を開くことを明らかにした。

 一方、過剰投与を受けた子どもの家族らがつくった「被害者の会」は、説明会後に記者会見。独立した事故調査委員会で真相究明が行われるよう求めるため、署名集めを始めたことを明かした。」


「過剰投与内部被曝被害者の会」とその弁護士3名(東京の弁護士福地直樹氏,弁護士濱野泰嘉氏ら)は,2011年12月15日,真相究明と被害救済のための事故調査委員会の設置などを求める要請書を宮島雅展市長に手渡しましたが,その要請がようやく実を結び,事故調査委員会が設置される運びになったわけです.

谷直樹

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by medical-law | 2012-07-10 18:00 | 医療事故・医療裁判