弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

浜松医師会,がん検診の画像再読影(報道)

静岡新聞「がん検診の画像、医師会が再読影 浜松で遠隔システム成果」(2012年10月 9日)は,次のとおり報じています.

浜松医師会(山口智之会長)が、会所属の診療所や病院と医師会をネットで結び、がん検診の画像データを医師会に集約して2次読影を行う「遠隔デジタル検診システム」をメーカーと共同開発し、昨年度から導入して成果を上げている。
 精度が高く、より迅速ながん検診が可能となり、データの一元化、蓄積がもたらす利点に医師らの注目も集まっている。
 浜松市の委託を受けて行っている、住民の肺がんや乳がん、胃がん検診のエックス線や内視鏡の画像データが対象で、医師会では、送られてきたデータを複数の医師がペアで診断する「二重読影」を独自に行っている。滝浪實副会長は「診療所や病院での1次読影と合わせて3人以上の医師の目を通ることになり、がん発見率の向上につながっている」と胸を張る。
 デジタル化により、フィルムを扱う手間が省かれ、作業効率も飛躍的にアップした。肺がん検診を担当する鈴木秀樹理事は「パソコン上で画像、所見、既往症などが一度に見られる上、過去のデータとの比較もワンクリックで可能」と医師の負担の軽減も指摘する。
 胃がん担当医師は、内視鏡画像を通してピロリ菌の感染や萎縮性胃炎など、がんにつながりそうな要素もチェックし、患者に指摘する。こうしたデータの蓄積で、将来的に胃炎患者らががんになる確率も分かり、早期対処に役立てたい考えだ。
 システムは、同医師会に所属する専門医がメーカーに要求を伝えて開発した。乳がん検診担当で、聖隷浜松病院の吉田雅行乳腺科部長は「今後は画像データの質の均一化のため、診療所にフィードバックする必要がある」と、システムの改良にも意欲的だ。」


画像の読影ミスは結構ありますので,このシステムは,医療事故防止のためにとてもよいです.

谷直樹

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by medical-law | 2012-10-09 20:02 | 医療