弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

研鑽する若手弁護士

Business Journalに「裁判所・検察・経済界にハシゴを外され続けた末路 なぜ日弁連は、弁護士余剰の元凶・新司法制度改革を推進した?」(2012年11月5日)という記事が載っていました.
金融ジャーナリストの伊藤歩氏は,小林正啓弁護士の著作『こんな日弁連に誰がした?』(平凡社新書)によると、日弁連自身が法曹人口の大増員を推進したものだという,と書いています.その歴史的経緯,日弁連の誤算は,弁護士にとっては目新しい話ではありませんが,上記著作が詳しいです.

伊藤歩氏の記事は,若手弁護士側の視点から,次のように結んでいます.

「弁護士会の分野別の研究会にこまめに参加し、先輩弁護士に教えを請い、時には案件を手伝わせてもらいながら経験を積んでいるという弁護士は少なからずいる。弁護士は他の業界ではまず見られないほど、同じ事務所でもなんでもない、縁もゆかりもない後輩の面倒をよく見る傾向にある。

「自分は2000人体制だからこそ合格できた、だから自力で研鑽を積むのは当然なのだ」という若い弁護士に出会うと、「これから淘汰されるのは、研鑽を積むことを忘れた、年配のロートル弁護士のほうだ」という思いを強くするのである。」


訴訟は日進月歩ですし,弁護士は,本来的に勉強熱心です.
医療訴訟は過去の経験が単純に通用するものではありませんので,医療訴訟を担当する弁護士は,ベテラン,中堅も含めて勉強熱心です.それに負けない若手の心意気は頼もしく思います.

今週末,医療問題弁護団・研究会の全国交流集会が福岡で開かれます.全国から患者側で医療事件を担当する弁護士が集まり,高度な研究報告が行われます.

谷直樹

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by medical-law | 2012-11-06 23:58 | 司法