弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

「かくれ脱水」委員会,乳幼児の下痢や嘔吐に「経口補水液」を

b0206085_17271324.jpgNHK「乳幼児は早めに脱水状態改善を」(2012年12月14日)は,次のとおり報じています.

「ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の流行が本格化するなか、特に乳幼児は下痢やおう吐で脱水症状が進んで重症化しやすいことから、専門家は点滴と同じ効果のある「経口補水液」を自宅で早めに飲ませてほしいと呼びかけています。」

「小児や救急などの専門家で作るグループは、下痢やおう吐が始まったら自宅で「経口補水液」を早めに飲ませて脱水状態を改善するよう呼びかけています。「経口補水液」は、下痢などで体から失われるナトリウムなどの電解質を多く含む飲み物で点滴と同じ効果があり、グループでは、体重1キロ当たり50ミリリットルから100ミリリットルを3、4時間で飲ませてほしいとしています。
しかし、泣いても涙が出なかったり、皮膚や口が乾燥していたりする場合などには、早めに医療機関を受診する必要があるということです。
グループのメンバーで、済生会横浜市東部病院の十河剛医師は、「子どもは水分の代謝がとても速く、赤ちゃんだと数時間で脱水になる場合もあるので、吐いても少しずつ飲ませていくことが脱水にならないコツだ」と話しています。」


ウイルスからくる「冬脱水」に「経口補水液」を,と呼びかけているグループは,「かくれ脱水」委員会です.

「かくれ脱水」委員会のサイトには,次のとおり書かれています.

「わたしはよく脱水症というのは人間の中にある海の水が干上がることだ、と話します。失うのは「水分」と「塩分」などの電解質ですので、脱水症ではなく『脱塩水症』だと思うとわかりやすい。人間は恒温動物ですから、体温を一定に保って生命を維持しています。そのために人間は体液調節と体温調節の機能をカラダに持っています。そのコントロールが破綻すると高体温になって1次的には脳が変調をきたしてカラダに様々な信号を発するし、2次的には脱水症を引き起こします。人間の体液である海が干上がっているのが脱水症=脱塩水症ですから、その初期の対応には水と、塩分を体内に効率よく吸収させる働きを持つ適度のブドウ糖とが、バランスよく配合された経口補水液がとても効果的です。」

谷直樹

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by medical-law | 2012-12-14 09:03 | 医療