神戸市立医療センター中央市民病院,針・管を残すミス(報道)
「神戸市民病院機構は30日、市立医療センター中央市民病院(同市中央区)で2008年7月に手術した患者の体内に約4年間、針を置き忘れていたと発表した。昨年12月にも同病院で、手術用の管を患者の体内に残すミスがあったが、いずれも体内から除去し、後遺症はないという。
同機構によると、60代男性の前立腺全摘手術の際、医師がステンレス製の針(長さ2センチ、直径1ミリ)を膀胱の下に残したままにした。12年9月に、コンピューター断層撮影(CT)で置き忘れが発覚。今年2月に針を摘出し、同機構が患者側に賠償する方向で協議している。担当医師は、ミス発覚時には既に退職していたという。
一方、管を残すミスは、60代男性の椎間板などを切除する手術で発生。血液を体外に出す塩化ビニール樹脂製の管(長さ約30センチ、直径約4ミリ)を誤って糸で筋膜と縫い合わせたため、管の一部(長さ約20センチ)が体内に残り、直後に再度、体を切開して管を除去した。同機構は担当医師を厳重注意とし、患者側には謝罪し理解を得られたとしている。(黒田勝俊)」
このような残置事故は明らかなミスです,針・管を確認すればわかりそうなものですが,なかなか無くなりません.
谷直樹
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