弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

横浜弁護士会、医師の診察を求めた受刑者を「反抗した」として懲罰を科した横浜刑務所に改善勧告

神奈川新聞「「受刑者の人権侵害」横浜弁護士会が改善勧告」(2013年8月16日)は、次のとおり報じました.

「横浜弁護士会(仁平信哉会長)は15日までに、横浜刑務所の男性受刑者に人権侵害があったとして、同刑務所に改善を勧告した。

 勧告書などによると、男性は2011年2月に刑務所に服役、同年5月からめまいや異常な体のだるさを感じるようになった。同年10月に医師の診察を受けたが、12日後に再び男性が不調を訴えて診察を求めたところ「職員の指示に反抗した」とみなされ、閉居15日の懲罰を科された。

 同弁護士会は「診療の求めに懲罰で臨んだことは、受刑者の健康被害を生じかねないもので、人権が侵害された」と結論付け、適切な診療を受けさせるよう勧告した。

 横浜刑務所の渡辺恒雄所長は「法令に基づき適切な医療措置を講じており、不当はないと認識しているが、今後とも適切な被収容者処遇に努めたい」とコメントした。」


受刑者にも医療をいうける権利はあります.
所長のコメントに、反省の色がうかがわれないのは問題です.


谷直樹

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by medical-law | 2013-08-18 02:07 | 弁護士会