弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

新潟県立六日町病院、入院患者などのデータが入ったUSBメモリを紛失

CBニュース「入院患者データ入ったUSBメモリ紛失- 新潟の県立病院、再発防止策提示」(2013年10月15日)は、次のとおり報じました.

「新潟県立六日町病院は、入院患者などのデータが入ったUSBメモリ1個を紛失したと発表した。職員がUSBメモリを自宅に持ち帰ってなくしたとみられ、同病院は「院外持ち出し禁止の周知徹底など、再発防止の対策を進める」としている。

 同病院によると、職員が9月17日、会議録作成のために自宅に持ち帰った際、USBメモリを紛失。自宅やかばん、車の中を探したが見つけられず、今月10日に病院に報告した。

 USBメモリには入院患者3人の病状経過や検査・処置の情報などが入っていたが、個人情報は氏名の一部表記のみで、実名が特定できない状態で記録されていた。15日現在、該当者からの苦情や情報漏えいの報告はないという。

 同病院は「関係者の皆様にご迷惑をかけた」と謝罪。USBメモリの持ち出しについて、数年前に「原則持ち出し禁止」などと職員に周知していたが、今回の事案を受け、再度周知の徹底を図る方針だ。

 今後の対応については、▽研修や研究発表に持ち出す際は台帳に記録する▽USBメモリの本体だけでなく、個人情報のデータが入ったファイルにもパスワードを設定する―といった再発防止策を提示。また、紛失などの事案が発生した際の報告の方法についても職員に周知するという。【新井哉」


個人電磁情報の紛失事故がj繰り返し報じられています.
個人への注意喚起には限界がありますので、安全のために費用をかけ、システムを整備することが必要と思います.


◆ 2011年6月以降の個人電磁情報の紛失事故

2011年 6月
慶應義塾大学病院スポーツ医学総合センター
北海道大学病院

2011年7月
医療法人 柏堤会(財団) 戸塚共立第1病院
藤田保健衛生大学病院
昭和大学歯科病院

2011年8月
筑波メディカルセンター病院

2011年9月
千葉県精神科医療センター
鹿児島大学病院

2011年10月
JA茨城県厚生連茨城西南医療センター病院
独立行政法人国立病院機構三重中央医療センター
独立行政法人労働者健康福祉機構関東労災病院
大和市立病院

2011年11月
独立行政法人国立病院機構金沢医療センター

2012年1月
医療法人聖愛会
独立行政法人国立病院機構千葉医療センター
独立行政法人国立病院機構宇多野病院
東京女子医科大学附属八千代医療センター

2012年2月
京都府立洛南病院(ただし一時紛失)
岡山大学病院
藤沢市民病院
長崎大学病院

2012年3月
日本赤十字社医療センター
国立大学法人高知大学医学部

2012年4月
ごう在宅クリニック(札幌)
静岡県立病院機構静岡県立総合病院
広島大学病院
福岡大学病院

2012年5月
福岡大学病院

2012年6月
日本大学医学部附属板橋病院

2012年7月
日本大学歯学部付属歯科病院

2012年8月
名古屋大学医学部附属病院
順天堂大学医学部附属順天堂医院
愛知県厚生農業協同組合連合会江南厚生病院

2012年9月
沖縄県立中部病院
福岡歯科大学医科歯科総合病院
大阪リハビリテーション病院

2012年10月
医療法人社団恵仁会セントマーガレット病院
東京医科大学病院
昭和大学病院附属東病院
浜松医科大学医学部付属病院,浜松医療センター

2012年11月
九州大学病院
東京慈恵会医科大学附属柏病院

2013年2月
札幌医科大学附属病院

2013年3月
東京医科歯科大学歯学部附属病院

2013年4月
昭和大学歯科病院

2013年5月
市立岸和田市民病院

2013年7月
順天堂大学医学部附属順天堂医院
東京女子医科大学病院
一般財団法人神奈川県警友会けいゆう病院
埼玉県立がんセンター

2013年8月
さいたまほのかクリニック

2013年9月
新潟県立六日町病院


谷直樹

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by medical-law | 2013-10-17 01:51 | コンプライアンス