弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

相模原中央病院,虫垂炎手術の際ガーゼ(約45cm×約30cm)を遺残(報道)

サンケイスポーツ「虫垂炎手術でガーゼ取り忘れ 縦45センチ、三つ折りのまま」(2013年12月3日)は,次のとおり報じました.

「相模原市の相模原中央病院で5月、女性患者(39)を開腹手術した際、女性執刀医が体内から医療用ガーゼを取り忘れるミスがあったことが3日、病院などへの取材で分かった。翌日に取り出したが、女性は業務上過失傷害の疑いで刑事告訴を検討、神奈川県警に相談している。

 病院によると、女性は5月2日、急性虫垂炎で入院。7日に開腹手術を受けた。翌日に経過を調べるためエックス線検査を受けたところ、体内に縦約45センチ、横約30センチのガーゼが三つ折りの状態で残っていた。

 病院側はミスを認めて女性に謝罪。別の医師が手術で取り出した。病院側は「代理人が女性側と交渉しており、コメントできない」と話している。(共同)」


朝日新聞「体内にタオル置き忘れ、翌日に再開腹手術 相模原の病院」(2013年12月3日)は,次のとおり報じました.

「【山元一郎】相模原市中央区の相模原中央病院(中野太郎院長)で5月、同区の会社員女性(39)の開腹手術をした際、執刀医が体内にタオル(縦44センチ、横29センチ)を置き忘れるミスがあり、再手術をしていたことが分かった。女性は、業務上過失傷害の疑いで執刀医に対する告訴状を神奈川県警相模原署に出した。

 取材に対し、同院は「コメントはございません」と回答している。」



ガーゼ遺残事故は,過失については明らかで,再手術を余儀なくされたことで損害が発生していますが,具体的な損害評価について争いになることがあります.
ガーゼ遺残事故は,確認すれば防止できる事故ですので,確認を徹底していただきたいと思います.


谷直樹

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by medical-law | 2013-12-03 21:10 | 医療事故・医療裁判