弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

東北労災病院が肺がんを見落としたとして訴えられる

河北新報「医療過誤で東北労災病院を提訴」(2014年8月19日)は,次のとおり報じました

「仙台市青葉区の東北労災病院が肺がんを見落としたため同市の女性=当時(66)=が死亡したとして、東京都の遺族3人が18日までに、病院を運営する独立行政法人労働者健康福祉機構(川崎市)などに約5000万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。
 訴えによると、女性は2012年1月、背中などの痛みを訴えて病院を受診。筋肉が痛む「リウマチ性多発筋痛症の疑い」などと診断された。約2カ月後に太白区の別の病院を受診すると重度の肺がんと分かり、同年7月に死亡した。
 遺族側は「女性は診断後も痛みが治まらないと何度も訴えたが、担当の整形外科医は『治癒した』と答えるだけで適切な検査を怠り、肺がんの発見が遅れた」と主張している。
 労働者健康福祉機構は「これから裁判が始まるので、詳しいコメントは差し控えたい」としている。」


2012年3月に重度の肺がんとわかり同年7月に死亡したのですから,仮に2012年1月の時点で発見していても2か月で結果が変わったという立証はなかなか大変なように思いますが,注目したいと思います.

谷直樹

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by medical-law | 2014-08-19 18:35 | 医療事故・医療裁判