弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

米研究,動物への抗生物質投与が伝染性病原菌の拡散を助長している可能性を示唆

AFP「動物への抗生物質投与、サルモネラ菌の感染を助長か 米研究」(2014年10月22日)によると,「抗生物質を動物に投与すると、サルモネラ感染症の症状を悪化させる可能性がある上、一部では投与しない場合よりも多くの菌を拡散させる原因となる恐れがあるとのマウス実験結果をまとめた研究論文が20日、米国科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に掲載された。」とのことです.

スタンフォード大医学部のデニス・モナック(Denise Monack)准教授(微生物学・免疫学)は,抗生剤投与が「えり抜きの抗生物質耐性菌を作り出しているだけでなく、家畜の健康を損ない、家畜および人間の間での伝染性病原菌の拡散を助長している可能性について検討する必要がある」と指摘しています.

動物への抗生剤の予防的投与は一般的ですが,それは,かえって危険な行為なのかもしれません.


谷直樹

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by medical-law | 2014-10-22 23:45 | 医療