弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

日弁連研修ビデオ,「English for Lawyers〜世界に通じる弁護士になろう」

毎日新聞「日弁連:弁護士も「英語力」大事…研修ビデオに900人」(2014年11月8日)は,次のとおり報じました.

「日本弁護士連合会が会員の弁護士向けに、英語の研修ビデオ「English for Lawyers〜世界に通じる弁護士になろう」を作った。国際化が進む弁護士業務の支援の一環で、日弁連初の取り組み。会員専用サイトを通じ無料配信し、既に延べ900人を超える弁護士たちが受講している。

 日弁連によると、外国人の依頼者数に関する全国的な統計はない。ただ、東京弁護士会など東京の三つの弁護士会が昨年10月に開設した外国語対応の「三田外国人法律相談センター」(東京都港区)には、1年間で154件の相談が寄せられており「需要」は高い。また、かつて大企業が中心だった海外進出は、中小企業も当たり前の時代。弁護士が相当の英語力を求められるケースも珍しくなくなった。

 一方で「語学力への不安を口にする法科大学院生や若い弁護士は少なくない」(日弁連関係者)といい、日弁連が米国に本校のあるテンプル大の日本校(東京都港区)と共同で教材を制作し、7月に配信を始めた。「国際会議で海外の弁護士と会った際の自己紹介」といった初級レベルから、外国人依頼者からの法律相談▽海外企業と電話協議−−といった実践レベルまで、さまざまな場面を収録している。

 TOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)の高得点者でもある30代の男性弁護士は「市販の英語教材にはない内容で、実務で非常に役立つ」と評価。英会話は得意ではないという40代の女性弁護士は「国内案件でも英語が必要な場面が増えた。勉強して対応できるようにしたい」と話す。日弁連国際室長の大村恵実弁護士は「今後、弁護士の業務に欠かせないライティング力(英語を書く力)を磨くための教材制作も検討したい」と語る。【和田武士】」


英語で医療事件を取り扱える弁護士もふえてきていますが,まだすくないです.
弁護士会三田外国人法律相談センターは,通訳を手配しています.
とくに若い世代にはがんばってほしいですね.
当事務所は,外国人医療事件はいまのところ無理ですが.


谷直樹

ブログランキングに参加しています.クリックをお願いします!
  ↓

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村
by medical-law | 2014-11-10 07:45 | 弁護士会