弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

兵庫県立加古川医療センター、CVポートからの抗がん剤漏れのため後遺症の事案で1300万円で和解(報道

神戸新聞「加古川医療センター医療事故 1300万円支払いで和解」(2014年11月17日)は、次のとおり報じました.

「兵庫県病院局は17日、加古川市の県立加古川医療センターで2012年に起きた医療事故について、患者の60代女性に賠償金1300万円を支払い和解する、と発表した。

 同局によると、女性は乳がんで12年10月に右胸の切除手術を受け、12月に抗がん剤の投与を受けた。しかし左胸に埋めた「CVポート」という器具から点滴針が外れ、抗がん剤が皮下組織に漏出。これが原因で左胸が壊死し、切除を余儀なくされた上、あざや肩の関節可動部分の後遺障害が残ったという。

 投与中、女性は何度か痛みを訴えたが、医師らの発見が遅れたという。同局は病院側の過失は免れないとして和解することとした。(岡西篤志)」


CVポートからの抗がん剤漏れは、重大な結果になりますので、早期に発見する注意義務があります.
一般に、CVポートからの抗がん剤漏れ事故は、病院の責任が明らかなので、損害論(賠償金額)が争点となることが多いです.


谷直樹

ブログランキングに参加しています.クリックをお願いします!
  ↓

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村
by medical-law | 2014-11-17 21:20 | 医療事故・医療裁判