弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

兵庫県立塚口病院,点滴漏れで皮膚が壊死した事案で700万円和解へ(報道)

神戸新聞「乳児の点滴漏れ事故和解へ 兵庫県、700万円支払い」 は,次のとおり報じました.

兵庫県病院局は12日、県立塚口病院(尼崎市)で1990年に起きた医療事故について、患者だった尼崎市内の20代女性に解決金700万円を支払い和解すると発表した。16日開会の県議会定例会に議案を提出する。

 同局によると同年11月、女性は当時生後3日で消化管出血のため治療中、点滴の針がずれて薬が漏れ、右手の甲や手首に水疱ができ、皮膚の一部が壊死した。女性はその後、皮膚移植などを行ったが、現在もあざが残っているという。

 女性は昨年7月、神戸地裁尼崎支部に損害賠償を求める訴訟を起こし、同11月に同支部が和解を勧告していた。当時の塚口病院では約4時間ごとに点滴を点検していたが、漏れに気付いたのが約8時間後と遅かった点などを踏まえ、同局は「病院側の過失は明らか」と判断し和解を決めたという。(金井恒幸)」


点滴漏れによる壊死は過失が明白です.
医療裁判の3分の2は和解で終わります.
訴訟前の示談交渉で解決できるのがさらによいですが.

  谷直樹

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by medical-law | 2015-02-12 14:22 | 医療事故・医療裁判