GNN
「意識高い系」とは、常見陽平氏(北海道札幌南高校の後輩)が自虐的に『「意識高い系」という病~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー』を書いてから、広がった言葉です.
意識高い系はたしかにソーシャル時代にはびこるバカヤローで、キックオフMTGって何よと言いたくなりますが、ドラマは、セルフィッシュな意識高い系新入社員一条ジョーに振り回される課長坪倉春子のアジェンダからスキームしてコメディとして成立させています.
課長坪倉春子を演じているのは、あの伊藤歩さんです.
(FYI 伊藤歩さんは、『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』の強いイメージがあり、『花とアリス』では1シーンだけ、『下弦の月〜ラスト・クォーター』『真夜中のパン屋さん』では回想シーンに登場しましたが,そこでも強い印象を残す女優さんです.)
その伊藤歩さんがまったく違う役を演じているところが面白いです.
MTGはmeetingの略です.
FYIはFor Your Informationの略です.
GNNというと新しい感じがしますが、義理人情浪花節の略です.
患者側弁護士には、GNN度の高い人と低い人がいます.経験を重ねてくるとGNN度は低下するような気がします.
いずれにしろ、患者側弁護士は、相談者の話を聞いているとつい情に流されそうになりますが、ぐっとこらえて冷静に医療裁判の厳しい見通しを話せなければならないことが多い辛い仕事です.
GNNは,慶應義塾出身者のなかではよく知られている言葉のようです.
谷直樹
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