弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

津田敏秀教授が国らを被告に水俣病患者の発生について食品衛生法に基づく調査などを求める行政訴訟を提訴

朝日新聞「水俣病被害の調査求め提訴 岡山大院教授」(2015年9月10日)は、次のとおり報じました.

「食中毒事件として行政が水俣病の被害を調査するべきだとして、水俣病を研究する医師で岡山大大学院の津田敏秀教授(環境疫学)が国と熊本、鹿児島両県を相手取り、食品衛生法に基づく調査などを求める行政訴訟を東京地裁に起こした。提訴は7日付。

 訴状によると、津田教授は12年、熊本県上天草市の男性2人と鹿児島県出水市の女性を水俣病の食中毒患者だと診察して保健所に届け出た。しかし両県とも調査をしなかったとして、水俣病患者の発生について調査するよう求めている。

 水俣病の調査を巡っては、水俣市の未認定患者を原告とする同様の訴訟が東京地裁で継続中で、原告側は併合審理するよう求めている。」


 水俣病は、特殊な難しい病気ではなく、水銀に汚染された食物による病気です.、
 水銀で汚染された海で育った魚を食べた人が、水銀の毒性による病気(水俣病)を発症したのですから、行政は食品衛生法に基づく調査を行う義務があります.


谷直樹


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by medical-law | 2015-09-11 01:31 | 医療事故・医療裁判