弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

ガーゼ置き忘れた病院は2病院のどちらか特定できないが謝罪し補償(報道)

読売新聞「2病院のどちらが?患者体内にガーゼ20年以上」(2016年1月23日)は次のとおりじました

「愛媛県の済生会今治病院(今治市)と愛媛大病院(東温市)は23日、それぞれ1991年と92年に手術をした県内在住の男性患者(40歳代)の右大腿部にガーゼを置き忘れていたと発表した。

 どちらの病院のミスかは不明で、2014年10月に患者が右大腿部の手術を受けた際に見つかり、摘出した。両病院は患者や家族に謝罪しており、今後補償する。

 両病院によると、患者は右の大腿骨を折って91年9月に済生会今治病院で手術を受け、機能回復のため、翌92年3月に愛媛大病院で内視鏡を使った手術を受けた。ともに止血などのためにガーゼが使われていた。

 患者は2014年10月に転倒し、再び右大腿骨を骨折。済生会今治病院で手術を受けたところ、20年以上残っていたガーゼに血液や脂肪などがついた球状の組織が見つかった。組織と接していた大腿骨が細くなっており、骨折しやすい状態だったとみられる。患者は今も右ひざが曲がりにくく、リハビリを続けている。

 両病院は合同の調査委員会で調べたが、どちらの手術で置き忘れたかははっきりしなかった。ただ、使ったガーゼの量などから、済生会今治病院の可能性が高いとみている。

 この日、両病院の院長らが松山市内で記者会見。済生会今治病院の松野剛院長は「患者さんやご家族、地域の方々におわびする」と謝罪。「ガーゼは手術終了時に枚数を確認していたはずだが、何らかの原因で残ってしまった」と述べた。」



法律的には難しい問題がありますが,常識的な解決だといます.


谷直樹


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by medical-law | 2016-01-24 22:24 | 医療事故・医療裁判