弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

最高裁、新宿セントラルクリニックの院長の上告棄却(報道)

朝日新聞「うその性病診断した院長の敗訴確定 最高裁」(2016年2月4日)は、次のとおり報じました.

「性感染症にかかっているとのうその診断をされ、不要な治療を受けさせられたとして、東京都内の60代男性が、診察をした院長に約210万円の損害賠償を求めた訴訟で、院長に25万円の支払いを命じた一、二審判決が確定した。最高裁第三小法廷(大谷剛彦裁判長)が2日付の決定で、院長側の上告を棄却した。

 一、二審判決によると、男性は2012年9月、新宿区の「新宿セントラルクリニック」で性感染症の検査を受けた。院長は検査結果が基準値を下回ったにもかかわらず、基準値を書き換えた検査報告書を自作して「陽性」と診断。「わざと虚偽の診断をして不必要な医療行為をした」と認定した。 同クリニックをめぐっては、同様の訴訟が複数起こされている。」


 独自の基準で陽性と診断し、性病治療の投薬を行っていた院長の上告が棄却されました.
 一つ一つは少額ですが、被害者は多数いるはずです.
 刑事事件にもなり得るように思います

 谷直樹


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by medical-law | 2016-02-10 00:58 | 医療事故・医療裁判