弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

中津市民病院,首の腫瘍を取り除く手術の際肩の神経の一部を切断し後遺症が残った事案で560万円賠償

b0206085_4272046.jpg大分放送「中津市民病院の患者に損害賠償支払いへ」(2017年3月17日)は,次のとおり報じました.

「中津市は市民病院で医療ミスがあったとして、患者に560万円の損害賠償を支払う追加議案を17日市議会に提出しました。中津市によりますと、2015年9月中津市民病院で患者の首の腫瘍を取り除く手術を行った際、肩の神経の一部を切断しました。病院側は、事前に手術の影響でしびれや痛みなどが起きる可能性を説明しましたが、腕に想定以上の機能障害が発生しました。患者はリハビリ後も左肩にしびれなどの後遺症が残ったままということです。市は「患者に肉体的精神的苦痛を与えた」として、560万円の損害賠償を支払う方針を示し、17日の市議会で追加議案を上程しました。」

報道の件は,私が担当したものではありません.

手術により痛み,しびれが起きること自体は回避できませんので,「合併症」という言い方がされることがあります.具体的な痛み,しびれの部位,程度によっては,それが回避できない合併症の範疇に入るか否かは検討の余地があります.



谷直樹

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by medical-law | 2017-03-20 04:28 | 医療事故・医療裁判