弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

勝村久司氏「『無痛分娩』で妊婦や家族が知らない重大リスク」

全国薬害被害者団体連絡協議会副代表世話人勝村久司氏の「『無痛分娩』で妊婦や家族が知らない重大リスク」がダイヤモンドオンラインに掲載されています.
勝村久司氏は次のとおり述べています.
「無痛分娩で、母親が死亡する事故が相次いで報道されています。
事故の原因は大きく分けて二つです。一つは、「麻酔」による事故。もう一つは、無痛分娩で使用されることが多い「子宮収縮薬(陣痛誘発剤・陣痛促進剤)」による事故です。
 共通しているのは、従来からリスクの高さが指摘されているそれら二つの医療介入をするにもかかわらず、(1)十分な体制がとられていない、(2)十分な監視がされていない、(3)急変時に適切な対応ができていない、そして、(4)麻酔や子宮収縮薬のリスクを妊婦や家族に十分に説明していない、という四つの点です。子宮収縮薬に関しては使用すること自体の説明さえなされていないケースもあります。・・・」


子宮収縮剤によった意見で,私の意見とは違いますが,ご一読をお奨めいたします.
陣痛促進剤の適切な使用が出来ていないための事故が多いですが,陣痛促進剤そのもののリスクによる合併症と考えられるものは少ないと思います.無痛分娩が陣痛誘発とセットではありませんし,また陣痛誘発剤を投与して日中の分娩を企図する施設では,そもそも日中でも十分な体制がとれていない場合があり,不十分な体制で無痛分娩を行い,高位麻酔に適切に対処できないことが事故を発生させていると思います.
薬や医療技術に問題があるのではなく,ルールを逸脱した用い方をする一部の医師に問題があると思います.

谷直樹法律事務所では,「無痛分娩事故調査」を調査手数料10万円+消費税と実費預り金10万円(余剰金は返金します)で行っています.日本産科麻酔科学会の産科医師1名にカルテ・分娩監視装置の記録を検討いただき,専門的医師としての意見を聞きます。調査依頼から調査報告まで原則60日以内です.
全国対応いたします.

谷直樹

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by medical-law | 2017-06-25 17:56 | 医療事故・医療裁判