弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

2011年 04月 20日 ( 2 )

文部科学省の基準で子どもを守れると思いますか?

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文部科学省は,4月19日,福島県内の幼保育園と小中学校の校舎などを通常利用する際の限界放射線量を,1時間当たり3.8マイクロシーベルトに設定すると発表しました.

国際放射線防護委員会が原子力事故の収束時の許容線量とした年間1~20ミリシーベルトの上限値をもとに,1日8時間を屋外で過ごすなどと仮定した上で,年間20ミリシーベルトを超えないように定めた値が,1時間当たり3.8マイクロシーベルトだそうです.
(毎日新聞4月20日 「東日本大震災:福島県内13校・園の屋外活動制限 文科省「限界線量超す」」ご参照)

原子力事故の収束時の許容線量は,緊急時の収束作業の必要性が考慮された,緩めの数字でしょう.
しかも,文部科学省は,年間1ミリシーベルトではなく,20ミリシーベルトの方をとったわけです.

一般人の基準は,年間1ミリシーベルトです.
もし,年間1ミリシーベルトで計算したら,13校・園どころではないでしょう.

将来のある子どもの学校生活の場面について,原子力事故の収束時の許容線量上限値を基準にしてよいのでしょうか? この基準で子どもの生命,健康を守れると思いますか?

ちなみに,内閣府原子力安全委員会(委員長はあの班目春樹さん)は,「かなり安全側に見積もった基準値」と言っているそうです.

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谷直樹
by medical-law | 2011-04-20 21:51 | 脱原発

映画『サマーウォーズ』

b0206085_9183476.jpg事務局Hです.
人に勧められて,2009年8月公開の映画「サマーウォーズ」を見ました.

インターネット上の仮想世界であらゆるサービスが利用可能になった時代に,人工知能によって引き起こされた仮想世界の崩壊と,それによる現実世界の混乱,そして,世界崩壊の危機に立ち向かう高校生とその親族の絆を描いた物語です.

SF要素の強い物語とはいえ,多種多様なサービスがインターネット上で利用できる昨今,映画の中で起こったような混乱がいずれ現実に起こりうるような気がして,手に汗握りながら一気に最後まで見終えてしまいました.
最新の人工知能に立ち向かう術が,花札という古典的な勝負方法であったことと,
心を持たない人工知能に対し,主人公達が「人間の絆」で挑んでいく展開は,心が動くものでした.

インターネットが普及し,人間関係の希薄化が叫ばれる今日この頃ですが,
人は少なからず絆で結ばれ,その絆こそが人間の最大の武器なのかもしれないなと思いました.

また,舞台は夏休み,長野県上田市の旧家.
アニメながら,自然いっぱいののどかな風景がきれいでした.
ちなみに,監督は「時をかける少女」を手掛けた細田守監督です.

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by medical-law | 2011-04-20 09:19 | 趣味