弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

2011年 06月 08日 ( 3 )

ぶらり下北沢

b0206085_910451.jpg事務局Hです.

誕生日当日,友人と下北沢に散策に出かけました.

下北沢は,バンド生活を送っていた学生時代は,知り合いのバンドのライブを見るためによく足を運んでいた場所でしたが,社会人になってからは足が遠のいていましたので,1年以上ぶりに訪れました.

まず,カフェランチを食べにmois cafeへ.

古民家を改装した隠れ家的なお店で,休日はすぐに満席になってしまう人気のお店です.
民家の玄関を入り,靴のままお二階へ.
台所でシェフが作って下さるエスニックカレーは,スパイスとココナッツミルクの配合が絶妙で,とても美味でした.

カレーでお腹を一杯にした後は,
夕方には品切れしてしまう「はらドーナッツ」
知る人ぞ知る肉巻きおにぎり「ニックンロール」
などなど,雑貨屋さんや服屋さんをのぞきながら,食べ歩きを楽しみました.

通い詰めたライブハウスにも久しぶりに立ち寄ったのですが,
全力で駆け抜けた青春時代を懐かしく思い出し,胸がきゅんと痛くなりました.

下北沢は,劇場やライブハウス,古着屋が多いので,若者の街というイメージが強いと思いますが,
一本裏道に入ると,落ち着いた雰囲気のカフェや雑貨屋,セレクトショップ等がたくさんあり,街の雰囲気を楽しみつつも大人の買い物をすることができるので,大人の方にもお勧めの街です.

私も,代官山や自由が丘にも店舗がある服屋さんでワンピースを買い,私の中のお気に入りリストに加えました.

夜は,バンドメンバー主催の誕生日会へ.
バンドメンバーが祝ってくれる誕生日も,高校1年生の時からもう9回目になりました.
結婚しても年をとっても,変わらずに毎年祝い合えたら良いなと思います.

谷直樹法律事務所
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by medical-law | 2011-06-08 09:11 | 休暇・休日

名古屋大学医学部付属病院,事故調査報告書(腹腔鏡手術で膵臓を損傷し死亡)を発表

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◆ 報道

朝日新聞「ロボット手術死亡事故「責任感じる」 名大病院院長」は,次のとおり報じています.

「昨年9月、名古屋大病院(名古屋市)で早期胃がんの76歳の男性が、手術ロボット「ダヴィンチ」を使った手術で膵臓(すいぞう)を損傷し、5日後に死亡した問題で、同病院は7日、ロボット手術では、時に、臓器に過度の力がかかる危険性があることを医師が十分認識していなかったなどとする外部の専門家らによる事故調査報告書を発表した。松尾清一院長は「非常に厳しい指摘を受け、深く責任を感じている」と陳謝した。

報告書によると、執刀した消化器外科の男性医師が、がんの転移を防ぐのにリンパ節を切除する際、手術部分を見えやすくするため、ダヴィンチに装着された鉗子(かんし)と呼ばれる器具で胃の後ろにある膵臓を圧迫。この操作で、鉗子と背骨にはさまれた膵臓が完全断裂したとみられる。

ダヴィンチは、傷口が小さくて済む腹腔鏡(ふくくうきょう)手術を支援するロボット。報告書は、ダヴィンチ自体に問題はないとしたが、医師の操作について「膵臓を慎重に扱わなかった」と指摘。さらに「手術部分が見えにくい状況で、助手が早期に開腹手術への移行を提言する必要があった」とした。」


◆ 感想

名古屋大学医学部付属病院では,外部委員をいれた事故調査を行っています.
報道からは,次の3点の問題がわかります.
・ロボット手術では、時に、臓器に過度の力がかかる危険性があることを医師が十分認識していなかった
・ 医師が膵臓を慎重に扱わなかった
・手術部分が見えにくい状況で、助手が早期に開腹手術への移行を提言する必要があった

ロボット手術に,医師が十分対応できていなかった印象を受けます.
これは,他の病院でも起きる可能性があることですから,重要な報告と思います.
名大病院は,ロボット手術のガイドラインを作成し,院内技術認定制度を設けました.

調査報告書を病院のサイトに掲載してほしいですね,

谷直樹
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by medical-law | 2011-06-08 01:34 | 医療事故・医療裁判

兵庫県立加古川医療センター,病理検査の標本を取り違え,胃切除

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◆ 事案

兵庫県立加古川医療センターは,平成23年3月、胃がんと診断した男性患者(73歳)の胃の3分の2を切除しました.
胃切除手術の後,切除した部分から,がん組織が見つかりませんでした.
病理検査の標本を再確認したところ,検査技師が別のがん患者(80歳)の組織片と取り違えて標本を作製していたことが判明しました.
患者は,経過観察中で現時点で後遺症はない,とのことです.

◆ 対応

兵庫県は,平成23年6月7日,上記医療過誤を発表しました.
県立加古川医療センターは,患者に謝罪し,示談交渉を進めている,とのことです.
県病院局は「大変申し訳ない。あってはならないミスで再発防止に努める」と述べました。.

msn産経ニュース「がん誤診で胃3分の2切除 兵庫の加古川医療センター」ご参照

◆ 感想

病理検査の標本を取り違える,という医療過誤は,よく報道されています.

本件で,どうして取り違えが起こったのか,を事故を調査究明し,今後どのようにして再発を防止するのか,を検討することが大事です.
たとえば,担当者が定められた手順を守っていなかったために事故が起きたのであれば,どのようにすれば手順を守らせることができるか,を検討する必要があります.
具体的な事実を知りたいですね.

一般論ですが,同時に複数の標本を扱うとミスが起きる可能性があります.
同時進行をしないというのが鉄則です.

【追記】
毎日新聞「県立加古川医療センター:がんと誤診し、男性の胃摘出 /兵庫」は,次のとおり報じています.

「県は7日、県立加古川医療センターで3月10日、胃潰瘍の男性(73)を胃がんと誤診して胃の摘出手術をしたことを明らかにした。男性に後遺症などはないという。
 県病院局によると、事前の病理組織検査で標本を作る際、胃がんの男性(80)から切り取った組織を、誤って胃潰瘍の男性の患者番号が書かれたスライドガラスに載せてしまった。その結果、胃潰瘍の男性を胃がんと誤診し、手術で胃の3分の2を摘出したという。本来、この男性は摘出の必要はなかった。
 検査技師が組織とスライドガラスの番号を確認していなかったのが原因。摘出した胃からがん細胞が見つからなかったため、間違いが発覚した。検査は技師3人で行い、同センターでは1日に約200件の標本を作成しているという。同センターは再発防止策として、複数人での番号確認を徹底することにしている。【米山淳】
〔神戸版〕」


これで事情がよくわかりました.
標本をスライドガラスをに載せる作業手順にも問題がないか,検討する必要があると思います.

谷直樹
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by medical-law | 2011-06-08 01:11 | 医療事故・医療裁判