弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

2011年 12月 03日 ( 3 )

歯列矯正と滑舌

b0206085_12335945.jpg事務局Hです.

谷先生に反対されながらも始めた歯列矯正は,開始してから半年経過しました.
上顎は歯の裏側に装置を付ける方法ですので,下の歯列をある程度矯正しないと上下の矯正装置が当たってしまうとのことで,下顎から矯正をしています.
そろそろ上顎にも装置を付ける時期なのですが,下の歯の奥歯に人工材料を盛って,上下の矯正装置が当たらないように処置をしてもらい,また,いずれ上の歯を抜くので,抜いた歯の隙間から歯が前に出てしまわないように,上顎奧に装置をつけてもらいました.

もともと決して滑舌が良いとは言えない私ですが(「陳述書」が苦手です),
咬み合わせの変化と装置により,いっそう滑舌が悪くなり,事務所の名前すら噛みがちになってしまい,慣れるまでは電話対応が恐怖です.
早く普段通りの滑舌に戻りますように・・・.

やはり,しっかり咬めず,装置により口内が荒れてしまい,違和感がありますし,
しっかり歯をかみ合わせられないので,口を閉じてもいつもより若干顔が長くなった気がして,自分の顔に見慣れません.
数週間で慣れますから,と先生はおっしゃるのですが,これが数か月続くのか・・・と,少し憂鬱になりました.
しかし,長年の希望でようやく始められた歯列矯正.
この先には「美」が待っていると思って前向きに違和感や痛みと付き合っていこうと思います.

谷直樹法律事務所
下記バナーのクリックを御願いいたします.クリックは一日一回有効です.7日間のクリック数合計が順位に反映します.

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村
by medical-law | 2011-12-03 18:13 | 医療

高知医療センター,脳腫瘍の検査で対象部位を間違え右半身に部分的なまひを発症した事案で示談

b0206085_2404980.jpg
毎日新聞「医療ミス:脳腫瘍検査で 男性側に2000万円賠償へ--高知医療センター /高知」(2011年12月2日)」は次のとおり報じています.

「高知医療センターで09年9月に脳腫瘍の検査を受けた男性が、誤って脳を傷つけられ、右半身に部分的なまひを発症していたことが分かった。同センターを運営する県・高知市病院企業団の議会定例会が1日開かれ、過失を認め、男性側に損害賠償として2000万円を支払うことを決めた。

 県・高知市病院企業団によると、男性は県内に住む70代の男性。検査で組織を採取した際に対象部位を間違え、別の部位を傷つけたという。同センター側は、まひが発症した後に過失と気づき、男性側と示談交渉を続けていた。

 男性は今年9月に脳腫瘍が再発して死亡したが、今回の過失と直接的な関係はないという。同企業団は、「遺族に謝罪するとともに、再発防止に努めている」とコメントした。【小坂剛志】」


事故から解決まで2年余の期間がかかっているのですが,遺族と示談成立しよかったと思います.
なお,事故と無関係の原因で被害者が死亡した場合,その死亡は,逸失利益,介護費用等の損害算定に際し,考慮されません.

谷直樹
下記バナーのクリックを御願いいたします.クリックは一日一回有効です.7日間のクリック数合計が順位に反映します.

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村
by medical-law | 2011-12-03 04:51 | 医療事故・医療裁判

武田薬品工業株式会社湘南研究所,遺伝子組換え生物等の不適切な使用等について

b0206085_20281431.jpg文部科学省は,平成23年12月1日,武田薬品工業湘南研究所で,11月30日,排水を貯蔵している廃液タンクから,遺伝子組換え大腸菌(Escherichia coli),バキュロウイルス(Baculovirus)及びサルモネラ菌(Salmonella)を含む廃液約1千リットルが施設内に漏出した旨の連絡があり,職員を派遣した結果,施設内に漏出して回収された廃液及び漏出が認められた床面については,不活化措置が執られていることを確認した,と発表しました.

武田薬品工業株式会社湘南研究所は,国内最大の巨大医薬品研究所です.
藤沢市役所から,約1500m東(大船方向),あのTUTAYAの傍にあります.
ちなみに,私の自宅からは約3000mくらいの距離になります.

遺伝子組換え大腸菌,バキュロウイルス及びサルモネラ菌が施設内に漏出したという事態は,これらが哺乳動物等に対する病原性がないと言っても,映画「バイオハザード」を想起します.

しかも,藤沢市,鎌倉市への届け出は翌日だったそうです.
藤沢市は,研究所に抗議するとともに,「環境保全に関する協定」に基づき,立ち入り検査を実施しました.改善対策書の提出を求め,さらに詳しい調査の実施と原因究明,再発防止策を報告するよう指導したとのことです.

文部科学省は,「遺伝子組換え生物等の不適切な使用等について」を発表し,「文部科学省の考え方と対応」を明らかにしました.

「当該大腸菌、バキュロウイルス及びサルモネラ菌は、法令に基づきP1レベルの拡散防止措置が必要なもの。当該遺伝子組換え生物を含む廃液が研究所内で漏出したことは不適切であった。
本件については、床面以外の設備への飛散の可能性について、更に詳細な調査を行い、必要に応じて不活化等の措置を執るとともに、その結果及び原因究明と再発防止策を講じることを指導した。」


武田薬品は,いままで住民に安全だと言ってきましたが,容易に漏出が起こり得るようでは安全とは言えないでしょう.

谷直樹
下記バナーのクリックを御願いいたします.クリックは一日一回有効です.7日間のクリック数合計が順位に反映します.

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村
by medical-law | 2011-12-03 01:17 | 医療