弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

2012年 06月 19日 ( 2 )

今日は,清水陽一先生の命日です.

早いもので,新葛飾病院院長清水陽一先生が亡くなり,享年62歳で,2011年6月19日に逝去し,1年になります.もう随分昔になりますが,清水先生が,この私の事務所にいらっしゃって,熱く語っていたときのことを思い出します.

「清水陽一さんの一周忌をしのぶ会 シンポジウム-ほんとうのことを知るのがなぜ難しい?-」が,2012年6月17日,東京赤坂で開かれました.

新聞赤旗「「うそ」なしで信頼の医療へ 東京でシンポ」(2012年6月18日)は,次のとおり報じています.

「患者と医療者が手をつなぐためにすべきこと うそをつかない医療の実現に向けて」をテーマに17日、東京都内でシンポジウムが開かれ、約80人が参加しました。主催は医療の良心を守る市民の会(永井裕之代表)。

 弁護士、ジャーナリストなど4人が報告しました。

 神奈川県の社会保険相模原病院の内野直樹院長は、「患者と職員の信頼関係を築くことで医療安全が確立されると考えている」と発言。「約200床のごく普通の病院だが、病院がまずできることは常に真実を説明すること」とのべ、「常に真実をお話しします」との「宣言」(4項目)を院内各所に掲示し、カルテやデータなどすべてを患者に渡していると紹介しました。正直に話した職員を大切に守る「職員保護規定」のもと、「宣言」後2年の最近の調査で職員の9割が「方針が定着した」と回答したといいます。

 医療事故被害者遺族の川田綾子さんは、真相究明と再発防止や医療レベル向上などへ向け、中立的調査機関の必要性を訴えました。また患者・家族と医療をつなぐNPO法人「架け橋」の発足と活動内容を報告しました。

 パネルディスカッションで医療過誤原告の会の宮脇正和会長は、カルテのコピーを毎朝患者に配っている病院や、事故の詳細な情報を病院のホームページに載せている例などを紹介。「こうした動きが広がっていけば安心できる医療へつながるという希望をもっている」と話しました。」


上記報道には御名前がでていませんが,シンポジストの弁護士とは,清水先生の盟友鈴木利廣先生です.シンポジストのジャーナリストは,国際医療福祉大学大学院教授の大熊由紀子さんです.

谷直樹

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by medical-law | 2012-06-19 00:36 | 医療

厚労省,難病研究・医療ワーキンググループ(第3回)

厚労省の難病研究・医療ワーキンググループ(第3回)が,2012年6月18日,開かれ,意見書がまとめられました.

NHK「難病の医療費助成の拡大を」(2012年6月18日)は,次のとおり報じています.

「難病の患者への支援策の見直しを検討している厚生労働省の専門家会議は、現在は56の難病の患者に限られている医療費助成の対象を広げたうえで、症状が重い患者を重点的に支援する新たな制度を設けるべきだという意見書をまとめました。

これは、専門家や患者団体などでつくる厚生労働省の専門家会議がとりまとめました。
厚生労働省は患者の数がおおむね5万人未満と少なく原因が明らかになっていない病気を難病と指定し、現在は130の病気について、治療法の研究費用を助成しているほか、特に治療が難しい56の難病患者を対象に医療費を助成しています。
しかし数百種類あるといわれる難病の一部だけが医療費助成の対象となっているのは不公平だという指摘が相次いだため、厚生労働省が専門家会議を設置し対策の見直しを進めています。
18日にまとまった意見書では医療費を助成する対象を他の難病にも広げたうえで、中でも症状が重い患者を重点的に支援する新たな制度を設けるべきだとしています。
診断は専門の医療機関が行い、患者の情報を集めて治療法の開発にもいかしていくことが必要だとしています。
18日に出された意見を受けて、厚生労働省は年内にも新たな難病対策をまとめることにしています。」

患者の視点で,難病患者支援が行われることを期待いたします.

谷直樹

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by medical-law | 2012-06-19 00:11 | 医療