弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

2012年 08月 05日 ( 2 )

妊婦の栄養不足が子どもの成人病リスクになる?

NHK「妊婦の栄養と子どもの病気の関係研究」(2012年8月4日)は,次のとおり報じています.

「妊娠中の母親の栄養不足が、将来、生まれた子どもの生活習慣病の発症にどう影響するか研究を行う組織が発足し、妊婦への栄養教育などに取り組むことを確認しました。

4日は、研究会の初会合が開かれ、産婦人科や小児科の医師、それに栄養学をはじめさまざまな分野の研究者、およそ80人が出席しました。
国内で生まれた赤ちゃんの平均体重は年々減少していて、海外では「妊娠中の母親の栄養状態が悪く、低体重で生まれた赤ちゃんは、将来、生活習慣病になるリスクが高まる」という研究報告が出ています。
会合では、赤ちゃんの発育調査を分析した結果、母親が痩せていることや妊娠中の体重増加が少ないことなどが、赤ちゃんが軽い体重で生まれる要因になっていることが指摘されました。
そして、国内でも母親の栄養と子どもの成長や病気との関係について、長期的な調査が始まっていることが報告されました。
参加した医師や研究者は、今後、研究データを集めて、将来の子どもの生活習慣病への影響を分析するとともに、妊娠期を中心に栄養教育を行うなど取り組みを進めることにしています。
研究会の福岡秀興代表幹事は「日本では若い女性の痩せ願望が根強いが、子どもや孫まで、3世代にわたる健康に影響が及ぶことを多くの人に理解してほしい」と話しています。」


妊婦のダイエットにより,胎児に栄養が不足しがちな状態が続くと,胎児は,栄養を効率的に取り選れ確保しようとすることで,太りやすい体質になり,将来,成人病になる傾向がある,という話を聞きます.科学的に解明し,適切な対策をとっていただきたいです.

谷直樹

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by medical-law | 2012-08-05 07:50 | 医療

8月4日シンポジウム「ジェネリック医薬品の正しい知識」

神奈川県医師会、神奈川県薬剤師会、神奈川県主催,神奈川県内科医学会後援の,県民公開講座「ジェネリック医薬品の正しい知識」が,2012年8月4日,神奈川県総合医療会館で開かれました.福井大学医学部附属病院薬剤部教授政田幹夫氏が基調講演を行いました.

神奈川新聞「ジェネリック医薬品シンポ、賛否双方の意見活発/横浜」(2012年8月5日)は次のとおり報じています.

「県保健福祉局の中沢明紀参事監が患者負担の軽減や医療保険財政改善のため、ジェネリック医薬品の普及率30%以上を目指していることを説明。横浜市総合保健医療センターの薬剤師・有山良一診療部課長は「ジェネリック医薬品は安価で使いやすく、安全管理の向上にも役立つ」と述べた。

 一方で、県内科医学会ジェネリック問題対策委員会の医師・北田守委員長は「医療費抑制が主眼に置かれ、安全性が軽視されている。有効性、安全性が確認されたジェネリック医薬品を普及させるべきだ」と現状に疑問を呈した。

 会場からは「賢く使うためのアドバイスを」という質問があり、「医師や薬剤師と話し合うことが大切」という意見が出された。」


ジェネリックは,添加物も異なりますし,使い慣れた先発品と完全に同一で,同じ安全性がある,とは言い切れないところに問題があります.

谷直樹

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by medical-law | 2012-08-05 07:27 | 医療