弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

2012年 08月 24日 ( 3 )

ツタンカーメン展

事務局Hです.
上野の森美術館で開催されているツタンカーメン展を観てきました.
世界史は,人物名がややこしくて苦手なのですが,考古学には興味があり,半年ほど前からずっと観に行きたいと思っていたので,念願叶っての見学でした.

展示品を一つ一つ観ながら,目の前にあるものが3500年以上も前に作られたものと思うと,その果てしない年月に気が遠くなる思いでした.
大部分は綺麗に修復されているのでしょうが,黄金の棺をはじめ,当時の厨子や祭具なども色鮮やかで細かい細工が美しく,まだ発見されていない墓には何が眠っているのだろうと思うとわくわくし,充実したひとときでした.

夏休みだからか,平日とはいえ予想以上の混雑で,展示品を一つ一つ観て回るだけで大変でしたが,混雑していなければあっという間に見終えてしまって物足りなく感じたような気がします.

谷直樹法律事務所 事務局H

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by medical-law | 2012-08-24 16:01 | 趣味

消せるボールペン

以前は,証拠保全に行くと,カルテ(診療録)に修正液の痕跡があり,裁判官がライトをあてたり裏からすかして見たりして,元の記載を判読していました.
最近は,修正液の痕跡があるカルテは少なくなりました。
私は,カルテに修正液を使用しないよう徹底されたため,と思っていました.

ところが,大阪府警北堺署刑事課に勤務していた男性巡査部長(38歳)が,消せるボールペンで調書を作成し,被疑者が署名・押印した後に,勝手に15カ所書き換えていたことが,昨日報じられていました.この巡査部長が過去に作成した調書には消せるボールペンが使われていた可能性があります.他の警察官も消せるボールペンを使用していたかもしれません.
裁判所に証拠提出される調書などは,消せるボールペンで書かれていないか,点検する必要がありそうです.

消せるボールペンというのは,消色温度が設定されていて,ボディ後部の専用ラバーで擦ることで生じる摩擦熱によりインキの色が無色に変わり,筆跡を消すことができる筆記具です.鉛筆は消せて,ボールペンは消せない,という常識を打ち破った画期的な商品ですが,これが悪用されると困ったことが起きそうです.

特段悪気はなく,きれいなカルテにしたくて,消せるボールペンでカルテを作成している人が絶対にいないとも限りません.
今後,証拠保全のときは,消せるボールペンで書いていないか,裁判官が筆記具のインクを確認することになるのかもしれません.

消せるボールペンは,ないほうがよかったように思います.

谷直樹

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by medical-law | 2012-08-24 02:08 | 医療事故・医療裁判

日本肝臓病患者団体協議会の調査,歯科医院で診療拒否など差別が約30%,15年前より増加

NHK「肝炎患者の約3割に差別経験」(2012年8月23日)は,次のとおり報じています.

「患者や感染者の数が300万以上とされるウイルス性肝炎の患者のおよそ3割が、感染を恐れて医師に診察を拒否されるなど何らかの差別を受けたことがあるという調査結果がまとまりました。

この調査は、肝炎の患者団体、日本肝臓病患者団体協議会が行い、およそ2000人の患者が回答しました。
この中で、肝炎に感染していることで差別された経験があるかと尋ねたところ、「ある」と答えた患者は29%に上りました。
差別を受けたと感じた場所について複数回答で尋ねたところ、「病院」が最も多く48%、「職場」が15%、「家庭」が9%となっています。
具体的には、歯科医院で診療を拒否されたケースが多く、このほか、病院で、ほかの患者と待合室で一緒にいないよう言われたり、職場で同僚に「うつさないで」などと心ない言葉をかけられたケースなどが報告されています。
ウイルス性肝炎は、血液や体液を通じて感染しますが、通常の日常生活では感染の危険はありません。
日本肝臓病患者団体協議会は、「15年前に行った同様の調査と比較すると、差別された経験がある人の割合が大きく増えている。肝炎の問題が知られる一方、正しい知識が広まってなく、差別や偏見が助長されている」と話しています。」


差別された経験がある人の割合が大きく増えているというのは問題です.
肝炎に対する偏見や差別を「見ざる・聞かざる・言わざる」というキャンペーンが行われていますが,それより,正しい知識を知るほうが,偏見,差別の解消に有効なのではないか,と思います.

谷直樹

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by medical-law | 2012-08-24 01:24 | 医療