弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

2012年 12月 24日 ( 3 )

トルーマン・カポーティ,『クリスマスの思い出』

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『遠い声 遠い部屋』(Other Voices,Other Rooms) ,『ティファニーで朝食を』(Breakfast at Tiffany)のトルーマン・カポーティ(Truman Capote)氏は,『クリスマスの思い出』(A Christmas Memory)を書いています.

Imagine a morning in late November. A coming of winter morning more than twenty years ago. Consider the kitchen of a spreading old house in a country town. A great black stove is its main feature; but there is also a big round table and a fireplace with two rocking chairs placed in front of it. Just today the fireplace commenced its seasonal roar.
A woman with shorn white hair is standing at the kitchen window. She is wearing tennis shoes and a shapeless gray sweater over a summery calico dress. She is small and sprightly, like a bantam hen; but, due to a long youthful illness, her shoulders are pitifully hunched. Her face is remarkable - not unlike Lincoln’s, craggy like that, and tinted by sun and wind; but it is delicate too, finely boned, and her eyes are sherry-colored and timid. “Oh my,” she exclaims, her breath smoking the windowpane, “it’s fruitcake weather!”


フルーツケーキ日和!
7歳の少年と従姉の60歳代のスックと犬のクイーニーが一緒だった最後のクリスマスが純粋で切ないです.
日本語版は,村上春樹さんの翻訳,山本容子さんの銅版画で文藝春秋社から出版されています.絶対お奨めの1冊です.

谷直樹

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by medical-law | 2012-12-24 18:07 | 趣味

新型インフルエンザ等対策有識者会議 分科会(第5回),タミフルを第一選択のGL見直しへ

CBニュース「「タミフルを第一選択」、GLから削除へ-新型インフル治療で」2012年12月21日)は次のとおり報じました.

「新型インフルエンザ発生時の抗インフルエンザウイルス薬の選択は、現場の医師の裁量に委ねられることになりそうだ。現行のガイドラインでは、「タミフルを第一選択」とした上で、流行しているウイルスがタミフルに耐性を示した場合の治療時にのみ、リレンザを使用するよう定められているが、21日に開かれた政府の新型インフルエンザ等対策有識者会議の「医療・公衆衛生に関する分科会」では、見直しを求める意見が続出した。」
 

健康日本21推進フォーラムの調査によると,医師が処方する薬は,「タミフル」45.2%,「リレンザ」28.9%,「イナビル」20.7%,「ラピアクタ」は1.1%となっていますが,今後ガイドラインが変われば,変化が生じるでしょう.

谷直樹

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by medical-law | 2012-12-24 17:54 | 医療

医療法人春光会東病院でノロウイルスによる院内集団感染により6人が死亡(報道)

毎日新聞「ノロウイルス:ずさん衛生管理が原因…宮崎県が病院を批判」(2012年12月23日)は,次のとおり報じました.

「宮崎県日南市の「医療法人春光会 東病院」で6人が死亡したノロウイルスによる院内集団感染。県は「病院の衛生管理が感染拡大の一因」と指摘した。一方、病院側は23日、「申し訳ない」と陳謝しながらも「一医療機関では財政的に不可能」と開き直った。

 春光会の宮路重和理事長と県は県庁で記者会見。同理事長は「当初はノロウイルスを疑わなかった。対応で手いっぱいだった」と強調した。宮路理事長によると、病院は患者や職員のノロウイルスへの感染を受け、日南保健所に報告。18日に立ち入り調査を受けたが、14〜17日に3人が死亡したことは「ノロと関係ない」と判断し、その場で報告しなかった。しかしその後も死者が相次ぎ、22日に同保健所が2度目の調査を実施した際、事実を伝えたという。

 さらに県や病院によると、看護師らが使う感染予防対策用の医療用エプロンについて、保健所は1回使う度に廃棄するよう指導したが、病院は「品薄で入手が困難だった」として、汚れがひどいもの以外は一日中使っていた。また、看護師らが手袋を取った後にエプロンを触ることもあり、県は「汚物処理に不手際があったのが一つの原因」と指摘した。【百武信幸、門田陽介、中村清雅】」


1人目の死亡した時点で,ノロウイルスNorovirusを全く考えなかったのは,どうしてなのでしょうか.
汚物処理に不手際があったのは,ノロウイルスを疑わなかったためでしょうか.


【追記】

共同通信「ノロ集団感染、病院不手際で拡大 宮崎で6人死亡」(2013年1月15日)は,次のとおり報じました.

「ノロウイルスの集団感染で入院患者6人が死亡した宮崎県日南市の医療法人春光会東病院は15日、嘔吐物や便の不適切な処理など、病院側の不手際が感染拡大の要因だったとする院内の検証結果を県に報告した。

 病院によると、男性患者が昨年12月12日、嘔吐と発熱の症状を示して最初に発症。同22日までに患者30人、職員14人が発症し、うち高齢の患者6人が死亡した。

 検証によると、感染拡大は嘔吐物や便の不適切な処理以外に、病院の感染性胃腸炎に対する注意が低かったことや、院長自身が発症するなど病棟業務の管理が不十分だったことが原因としている。感染源は特定できなかった。」


谷直樹

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by medical-law | 2012-12-24 00:07 | 医療事故・医療裁判