弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

2013年 09月 25日 ( 4 )

「歩きタバコしてる男性が居て冷ややかな目線を送ってやりました。」(菜々緒さんオフィシャルブログ)

菜々緒さんは、オフィシャルブログに次のとおり書いています.

「歩きタバコしてる男性が居て
冷ややかな目線を送ってやりました。

かっこいいとでも
思ってるんでしょうか?

かっこいい人は飾らなくても
かっこいいものですよっと。

自分の彼氏だったら
トリプルビンタですね。

止めにデコピン。

後ろ歩いてると臭いし煙いし、
本当にやめてもらいたいです。

副流煙とか知ってるのかな…

主流煙よりも有害物質が
多いといわれてる事も

知ってるのかな…?

私は自分の体も
将来、授かる命のためにも

タバコは吸いません。

彼氏も旦那さんも
吸わない人が理想だな…」



ちなみに、10月15日火曜午後9時から、堀北真希さん、相武紗季さん、桜庭ななみさん、菜々緒さん、藤澤恵麻さん、根岸季衣さん(「原発ゼロをめざす7.2緊急行動」の呼びかけ人の一人)らが出演するドラマ「ミス・パイロット」がCXではじまります.

広島市安佐市民病院名誉院長岩森茂先生は、ドラマ「特上カバチ」(2010年)における、掘北真希さんとタバコについて、次のとおり広島県医師会のサイトに書いています.

「TBSディレクターの言として「真希ちゃん、たばこは初挑戦なのに撮影の始まる1ヵ月以上前から練習してくれています。真希ちゃんの役への思い入れを感じられるシーンです。」と。
恐らくJTの関わりも疑われるが、これに対し Yahoo 知恵袋では、「この喫煙シーンは嫌い、今時ある演出ではないと思います」「副流煙を吸う同じく主演の櫻井翔さんが気の毒」「百害あって一利ない喫煙を主役に主張させるシーンは抗議しないと!!」「喫煙習慣のない、しかも女優役作りのために喫煙を練習させられるとはけしからない」...などの意見が掲載された。
私もこの辺りから興味を抱くようになり、真摯な役作りのために喫煙練習をした堀北真希ちゃんの喫煙シーンを見るべく、本年1月24日の「特上カバチ」第1回目をじっくりと視聴させていただいた。
相手役櫻井翔さんと言い争いする場面で、彼女はたしかにたばこを取り出し、ライターで火をつけて一服するシーンを演じたが、これは実際には吸い込んでおらず、いわゆる金魚吸いであった。
その後の同番組もシリーズ終わりまで拝見したが、真希ちゃんは二度とたばこを出すことはなかった。」


「ミス・パイロット」には、喫煙シーンはないでしょう.

谷直樹

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by medical-law | 2013-09-25 02:43 | タバコ

欧州裁判所が欧州医薬品庁に対し判決まで医薬品承認後の臨床試験情報の完全開示差止を命じた後の状況

薬害オンブズパースン会議のサイトに「臨床試験データ開示に関する欧州裁判所の対応を受け、ヒーリー教授らが副作用収集 と請願を呼びかける」が掲載されました.

欧州裁判所が、2製薬企業の訴えにより、欧州医薬品庁に最終判決が出るまで承認後の医薬品の臨床試験情報の完全開示をしないよう命じた後の状況が書かれています.、

「イギリス医師会雑誌(BMJ)などはEMAが予定通り公益のための情報公開を進めるよう運動し、欧州議会は欧州医薬品庁の情報公開方針を支持することで論議を強めている」

精神科医のヒーリー教授らは、2社が当該製品の副作用情報などを隠そうとして臨床データの情報公開を阻もうとしているとみています.
ヒーリー教授らは、2企業の該当製品(AbbVie社のHumira[adalimumab]とIntermune社のEsbriet[pifenidone])について、使用者から副作用などの情報を集めています。

承認後の医薬品の臨床試験情報の完全開示を阻止しようという製薬企業は、副作用情報を隠しているとみられても、やむをえないでしょう.

谷直樹

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by medical-law | 2013-09-25 01:57 | 医療

疫学研究に関する倫理指針及び臨床研究に関する倫理指針の見直しに関する中間取りまとめに関する意見募集

「疫学研究に関する倫理指針及び臨床研究に関する倫理指針の見直しに関する中間取りまとめ」に関する意見募集が2013年9月24日から始まりました.
締め切りは2013年10月23日です.

「疫学研究に関する倫理指針及び臨床研究に関する倫理指針の見直しに関する中間取りまとめ」の目次は、以下のとおりです.

はじめに
Ⅰ 疫学研究倫理指針及び臨床研究倫理指針の統合に関する基本的な視点
Ⅱ 個別項目
1.疫学研究倫理指針と臨床研究倫理指針の統合について
2.指針の適用範囲について
3.個人情報の取扱いについて
4.インフォームド・コンセント(IC)について
5.未成年者等に係るインフォームド・アセントについて
6.倫理審査委員会の審査の質を担保する仕組みについて
7.研究の質について
8.被験者への補償について
9.治験制度に対応した臨床研究の届出・承認制度の整備について
10.用語の整理について
終わりに


詳細は、電子政府


谷直樹

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by medical-law | 2013-09-25 01:28 | 医療

日弁連「震災関連死の審査に関する意見書」、とくに因果関係の認定について

日本弁護士連合会(日弁連)は、2013年9月18日、「震災関連死の審査に関する意見書」を復興大臣、内閣府特命担当大臣(防災)、厚生労働大臣宛てに提出しました.

同意見書は、以下のとおり指摘しています.

「平成25年5月10日に復興庁が公表した資料によれば,平成25年3月31日現在における東日本大震災における震災関連死の死者数(災害弔慰金の支給対象となった人数)は,全国で2,688人である。これは,平成25年7月10日に警察庁が公表した東日本大震災における全国の死者・行方不明者数18,550人(死者数15,883人及び行方不明者数2,667人の合計)の約14.4パーセントに過ぎない。これまでの災害と比較して,東日本大震災の被害状況の規模や深刻さを考慮すると,震災関連死の死者数は,明らかに少ないと言わざるをえない。」

「因果関係について,既往症があった場合など,震災により明らかに死期を早めたと医学的に判断できない場合には認められないとしている自治体もある。しかし,因果関係については,大阪高裁平成10年4月28日判決において,病気によりいつ死亡してもおかしくない状況にあった者につき,「震災がなければ死亡という結果が生じていなかったことが必要であるが,これが認められる以上は,死期が迫っていたか否かは右相当因果関係の存否の認定を左右するものではない」とし,「少なくともその時期には未だ死亡という結果が生じていなかったと認められる以上は,右相当因果関係の存在を肯定するのが相当」として,災害弔慰金不支給決定を取り消した例がある。この判例や当連合会の意見を踏まえて,因果関係についても緩やかに判断し,できる限り広く支給を認めるべきと言えよう。」

「震災関連死の認定において問題となり,審査会の審査の対象となる因果関係は,法律上の相当因果関係の有無であって,医学上の因果関係の有無ではない。」

「審査委員として医師が複数選任されている審査会が多くみられるところ,審査対象が法律上の因果関係の有無であるにもかかわらず,医師の意見により,医学的・科学的知見に偏り過ぎた医学上の因果関係の有無の判断に近い審査が行われ,災害弔慰金の趣旨に沿った認定が十分に行われていない傾向にあるとも言われており,この点が認定率にも影響を与えている恐れがあるとの声もある。」



災害がなければその時期に死亡することはなかった場合や,一定の事情により体調を崩したり病状が悪化したりしてから災害前と同程度まで体調回復せず死亡した場合には,災害弔慰金の趣旨を踏まえて,因果関係を厳密に捉えることなく,広く支給されるべきでしょう.


同意見書の趣旨は、以下のとおりです.

「1 災害弔慰金の支給に関する審査会においては、震災からの時間の経過により一律に判断するのではなく、災害により死亡した者の遺族に対する見舞い及び生活再建の支援という災害弔慰金の趣旨を十分に踏まえて、震災による避難等により体調を崩したり、病状が悪化したりしてから震災前と同程度まで体調を回復させることなく亡くなった場合などを含め、できる限り広く支給される方向で認定されるべきである。

2 被災地の市町村は、災害弔慰金の支給に関する審査会を自ら設置すべきであり、県への審査の委託はできる限り避けるべきである。

3 災害弔慰金の支給に関する審査会の構成員は、審査の対象が法律上の相当因果関係の有無であることから、医師の他、法律実務に精通した専門家を、少なくとも複数置くべきである。また、審査会の構成員の人数は、申請件数に応じて柔軟に増やすべきである。

4 審査の方法に関しては、必要な資料を収集した上で、十分に議論を尽くして行われるべきである。特に支給しない方向で決定する場合は、審査会の結論が遺族に与える影響の大きさを考慮し、慎重に、時間をかけて行われるべきである。

5 国は、今後災害が発生した場合、災害弔慰金の趣旨を踏まえできる限り広く支給されるために、審査基準につき、被災地の市町村に一任することなく、災害発生後速やかに一定の基準を示すべきである。その際、被災地により被災の状況が異なることから、一義的な基準の明示が困難な場合でも、少なくとも過去の判例を類型的に整理し、過去における支給例等の参考事例を具体的に示すべきである。

6 国は、今後災害が発生した場合、災害直後から、災害弔慰金の存在及び審査会への申立方法を含めて、広く周知すべきである。」



谷直樹

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by medical-law | 2013-09-25 01:13 | 弁護士会