弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

2013年 12月 02日 ( 1 )

JT,電気式タバコ発売へ

朝日新聞「電気式たばこネット販売へ 免許画像登録で成人か判断」(2013年12月2日)は,次のとおり報じました.

「【小室浩幸】日本たばこ産業(JT)は12月12日、初めて電気式の無煙たばこを売り出す。たばこ販売店やコンビニエンスストアなどで説明するのが難しいとして、インターネット販売に限定する。たばこのネット販売は禁じられていないが、これまでは未成年の喫煙を防ぐなどの理由で見送っており、年齢確認をしっかりできるかなどの課題もある。

 12月12日に専用のホームページを開き、電気式の無煙たばこ用具「プルーム」(税込み希望小売価格3500円)と、この用具で吸うための葉タバコ入り容器「たばこポッド」(460円)を販売する。電気で加熱し、発生する蒸気に含まれるニコチンと香りを吸うたばこで、「パイプたばこ」として財務省の認可を受けた。

 ネット販売では対面で年齢を確認することができないため、未成年の購入につながるおそれがある。このため、生年月日が入った運転免許証や住民票などの画像を登録する仕組みで年齢を確認する。JTは「免許証などの公的な証明書に基づいて成人認証をする。配送先も証明書に記載された住所に限るので、未成年の喫煙は防げる」(IR広報部)と説明している。」


JTは,葉たばこから抽出したニコチンを使用することで,薬事法の規制を免れようとしてます.

「蒸気に含まれるニコチンと香りを吸う」とのことですが,本来,香りを楽しむだけならニコチン添加は不要です.(タバコの匂いを不快に感じる人のほうが多いのですが.)

ニコチンには依存性(中毒性)があります.
JTは,ニコチンを含んだ電気式のたばこによって,ニコチン依存の消費者を半永久的に確保しようとしているのでしょうか.

また,この電気式のたばこには,どのような(有害)成分が含まれるのか,不明です.
蒸気に含まれる有害物質による間接喫煙も懸念されます.


谷直樹

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by medical-law | 2013-12-02 09:55 | タバコ