弁護士谷直樹/医療事件のみを取り扱う法律事務所のブログ

2014年 01月 23日 ( 3 )

山陰労災病院、がんの手術後の死亡事故で裁判上の和解成立(報道)

米子の医療過誤:損賠訴訟 山陰労災病院、遺族に陳謝と和解金−−地裁米子支部 」(2014年1月21日)と報じました

「米子市の男性(当時77歳)ががんの手術後1カ月余で死亡したのは山陰労災病院(米子市)の手術ミスが原因として、遺族6人が同病院を運営する独立行政法人労働者健康福祉機構(川崎市)と主治医を相手取って4491万円の損害賠償を求めた医療過誤訴訟は20日、鳥取地裁米子支部(上杉英司裁判長)で和解が成立した。」

全国の地方裁判所で,平成24年に判決となった医療事件は319件(37.8%),和解となった医療事件は 433件(51.3%)です.医療裁判は,一般的に,和解で終わることが多い,と言えます.

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by medical-law | 2014-01-23 22:52 | 医療事故・医療裁判

八戸市立市民病院の男児死亡事故第一回期日(報道)

毎日新聞「損賠訴訟:男児死亡、八戸市側争う姿勢−−地裁支部」(2014年1月23日)は、以下のとおり報じました.

「八戸市立市民病院で男児(当時11歳)が死亡したのは、病院側が適切な処置を怠ったためだとして、同市内に住む両親が市に160万円の支払いを求める損害賠償訴訟を起こし、22日、第1回口頭弁論が青森地裁八戸支部(真辺朋子裁判長)であった。市側は請求棄却を求める答弁書を出し、争う姿勢を見せた。」

一般に,医療裁判の第1回期日で,被告は,通常,答弁書を提出し請求棄却を求めます.
一般に,被告からカルテが提出された第2回期日以降,実質的な審理が始まります.カルテが提出されないと,事実関係を指摘主張するとき,証拠引用ができませんから,多くの場合,訴状は簡単なものにならざるをえません.

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by medical-law | 2014-01-23 22:08 | 医療事故・医療裁判

鳥取県立中央病院,腸閉塞による死亡事故で提訴される(報道)

テレビ朝日「死亡4歳長男は医療ミスが原因 両親が鳥取県を提訴」(2014年1月23日)は,次のとおり報じました.

「鳥取県の病院で当時4歳の長男が死亡したのは病院の医療ミスが原因だったとして、両親が病院を運営する鳥取県を相手取り、約6800万円の損害賠償を求めて提訴しました。

 訴状によりますと、鳥取県に住む30代の夫婦の長男は2012年、嘔吐(おうと)を繰り返すなど体調不良を訴えて鳥取県立中央病院に救急搬送されましたが、翌日、腸閉塞で死亡しました。夫婦は腸閉塞を疑うべき症状が無視されるなど、医療ミスが原因で長男が死亡したとして、病院を運営する県に対し、約6800万円の損害賠償を、病院に対しては謝罪などを求めて、22日、鳥取地裁に提訴しました。夫婦は会見で「ちゃんと治療してもらえれば、この春には小学校に入学するはずだった」と語りました。鳥取県立中央病院は、「事実関係を整理したうえで対応を検討していきたい」とコメントしています。」

イレウスの裁判例は多いです.嘔吐・腹痛を訴える患者は多いですが,常にイレウスを念頭において診療する必要があるでしょう.

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by medical-law | 2014-01-23 13:27 | 医療事故・医療裁判